子育てブログを開始してから、抱っこ紐難民となり、様々な抱っこ紐にチャレンジ、今やチャレンジした抱っこ紐は20点以上!完全に抱っこ紐マニアになってしまった港区ママです。
現在は、ラップ系の抱っこ紐にはまってしまい、大きくなってきた娘を頑張って抱っこしています!
そんなわたしがたくさんの抱っこ紐を試して気づいた抱っこ紐の選び方で重要なポイントは
「新生児時期(首座り前)と首座り以降では、抱っこ紐のしやすさが全く違う。だからこそ、新生児時期は専用の抱っこ紐を購入した方が、ストレスなく抱っこ紐を使使えるようになる。」ということです。
そのため首座り前の新生児時期から抱っこ紐を選ぶ時のおすすめな購入方法は以下
- 最初は、新生児専用の抱っこ紐を購入
- 慣れてきたらセカンド抱っこ紐を選んでいく
そうすることで、新米ママが一番悩む最初の抱っこ紐がうまくできないというストレスを限りなく減らすことができます!
そもそも、新生児抱っこは、首もすわらない赤ちゃんを、抱っこ紐を使って首をささえずに立て抱きにしないといけなんです。
「ふにゃふにゃの赤ちゃんをうまく立て抱きできない。。。」
「M字開脚にしないといけないらしいけど、うまくできているのか不安」
は当たり前。
そこでこのブログでは初めての出産、初めての抱っこ紐を使うママでも使いやすい、首座り前の新生児向けの抱っこ紐をはじめ、抱っこ紐の種類やその特徴についてご紹介します。
Contents
抱っこ紐選びの失敗パターン
知名度だけで購入
「とりあえず有名な抱っこ紐を買っておけばそれほど問題ないだろう!」
と思ってませんか?
確かに、エルゴなど有名な抱っこ紐は知名度だけで購入してしまう人も少なくありません。
知名度だけで、選んでしまって初めての抱っこ紐選びで失敗したパターンです。
結局、里帰りで車生活がメインだったため、新生児のころは抱っこ紐を使わずなんとか乗りきることができましたが、抱っこ紐を新生児期から使いたい場合には要注意です。
対象月齢期間が長い理由だけで購入
1台の抱っこ紐で長く使いたいと考えている人も少なくありません!
1台の抱っこ紐で新生児時期から3歳まで抱っこできれば、お金も節約できます。でもこれも実は正直大変難しいんです。
そもそも首座り前の3ヵ月と3歳0ヶ月の体格というとこんなに違います。。。
洋服だって、体格によってサイズがちがいますよね。。それと同じで抱っこ紐が調整可能とはいえ、これだけの体格差を1台の抱っこ紐でなんとかしようと思うとどうしても難しい場合があります。
そのため
- 長く使える抱っこ紐
という理由だけで購入してしまうことで、抱っこ紐をうまく使えられなかったということになったりすることもあるんです。
しかも、抱っこ紐は赤ちゃんが、産まれる前に購入することが多いから余計にイメージがつかず、店員さんのおすすめのままに高い抱っこ紐を購入しがち。
そうならいように、抱っこ紐を購入する前に抱っこ紐について知っておきたい
「抱っこ紐の種類」と「その機能」
をお伝えします。
抱っこ紐は種類によって機能が違う!
「抱っこ紐」っとまとめていうけれども、同じように見えて抱っこ紐は種類によってその目的が異なります。
抱っこ紐は大きく「ベビーキャリー」と「ベビーウェアリング」の2種類
まず抱っこ紐は大きく2種類に分かれます。
①赤ちゃんを運搬するための手段「ベビーキャリー」を目的とした抱っこ紐
運搬を目的とした「ベビーキャリー」タイプの抱っこ紐は、がっしりとした作りで、装着も簡単。
一方、単一規格のため抱っこする人の体格などにあわせた細かい調整が難しく、また赤ちゃんとの密着度も低くなります。
②赤ちゃんと一体感を生み出す「ベビーウェアリング」を目的とした抱っこ紐
赤ちゃんとママやパパが密着し一体感を感じられ、お互いのぬくもりを感じられるのが、ベビーウェアリングを目的とした布タイプの抱っこ紐。体格に合わせた細やかな調整が可能です。
一方、抱っこ紐の扱いになれるまで練習が必要になります。
この二つの中からさらに、形状によって細分化すると大まかに4種類の抱っこ紐に分かれます。
ベビーキャリー | 「キャリ―タイプ」「ヒップシートタイプ」 |
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ベビーウェアリング | 「ラップタイプ」「スリングタイプ」 |
以下わかりやすいように抱っこ紐による分類表を作りました。
例えば「ポグネーステップワン」は腰ベルトをバックルでとめ腰の部分はしっかりとした作りですが、赤ちゃんを抱っこする部分はラップタイプの良さの密着感を高める作りになっています。
「コニー」や「スモルビ」はラップ、スリングタイプに分類できますが、「チューブタイプ」といい装着は頭からかぶるだけで簡単にできるよう形が作られています。
エルゴの新生児向き抱っこ紐はキャリ―タイプの抱っこ紐に、新生児に優しいラップタイプの良さを取り入れて作られています。
では4種類の抱っこ紐のタイプの特徴についてみていきましょう!
腰や肩で支える「キャリータイプ」
代表的なものに「エルゴベビー(OMNI360)」「ベビービョルン(ベビーキャリア)」「アプリカ(コアラ)」「ストッケ(マイキャリア)」などがあります。
キャリーという名前の通り赤ちゃんを運搬するというのが目的の抱っこ紐です。
「キャリ―タイプ」の抱っこ紐は安全性も高く、比較的装着が簡単で、通常の「抱っこ」「前抱き抱っこ」「おんぶ」がしやすいのが特徴です。
メリット |
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デメリット |
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子どもを腰に座らせる「ヒップシートタイプ」
腰にウェストポーチ状の抱っこ紐を巻きその上に子供を座らせるタイプの抱っこ紐です。
目的は、赤ちゃんを運ぶキャリ―タイプに近いものになります。
台座部分(ヒップシート)の形状や大きさなどは各メーカーにより異なります。
また肩ベルトを装着することもできるタイプもあり、子供が寝てしまったり、小さなうちは通常のキャリ―タイプの抱っこ紐と同じような使い方ができるのが特徴です。
「ベビーアンドミー(ヒップシートキャリア)」「アイコール(ヒップシートキャリアHUG)」「ポルバン(ポルバン)」「ポグネー(ナンバーファイブネオ)」がこちらにあたります。
メリット |
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デメリット |
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肩から斜め掛けする「スリングタイプ」
スリングタイプの抱っこ紐は片方の肩からかけて使うタイプです。
スリングタイプの目的は赤ちゃんとママとの密着度を高めてくれる赤ちゃんをまとうという意味の「ベビーウェアリング」の部類に入ります。
新生児の横抱きができるため、新生児時期に購入する人が多いのが特徴ですが、どちらかいうとわたしのおすすめは、赤ちゃんが歩き出してからになります。
メリット |
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デメリット |
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抱いたり降ろしたりというのが簡単にできる一方、ヒップシートよりホールド感があり赤ちゃんが寝ても安心。持ち運びも軽くて荷物にならないので便利です。
「ベビースリング(ババスリング)」「ベッタ(キャリーミー!)」「エリカランド(スマートベビーキャリー)」「北極しろくま堂(キュットミー!)」などがあります。
布を体に巻いて使う「ラップタイプ」
赤ちゃんとママ、パパが密着し、安心感を与えることが最もできる抱っこ紐です。運ぶことではなく、赤ちゃんをまとうという意味の「ベビーウェアリング」という目的が主軸になります。
ラップタイプと一言にいっても2種類があります。
- 一枚布を巻いて使うタイプ
- すでに形作られていて簡単に装着できるタイプ
2種類とも「赤ちゃんと密着できて安心感を与えられる」「新生児期から使える」ということで助産師さんから薦められて使う人も多いタイプです。量販店で販売が少なく、オンラインでの購入が主流になります。
①のタイプは、「ベビーラップ(ディディモス)」、「ボバラップ(ボバ)」、「へこおび(しろくま堂)」などが該当します。
装着するまでに練習が必要ですが、体型などを選ばずできます。
②のタイプは、「ポグネー(ステップワン)」、「コニー(ぐっすり抱っこ紐)」、「スモルビ」などが該当します。
メリット |
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デメリット |
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抱っこ紐のタイプ別特徴のまとめ
「キャリー」「ヒップシート」「スリング」「ラップタイプ」の大まかな特徴をまとめました。
大きく分けると「キャリー」「ヒップシート」は赤ちゃんの運搬を目的としています。そのため、外出時に赤ちゃんを安全に楽に運べるという点で優れています。
一方、「スリング」「ラップタイプ」は赤ちゃんを身にまとうという「ベビーウェアリング」を目的としています。赤ちゃんに安心感を与える、抱っこで親子の絆を深めるというようなことを目的としています。
ただ最近では、キャリ―タイプだけどラップタイプの良さを組み合わせた抱っこ紐「ポグネーステップワン」なども出ています。
新生児向け抱っこ紐の選び方
なるべくコストを安くしようと思って、首座り前の新生児期から大きくなるまで使える抱っこ紐を購入する人が多いですが、実はそれが抱っこ紐使いにくいの原因になっていることがあります。
新生児ちゃんは新生児向けの抱っこ紐がおすすめ
赤ちゃんが首座り前の新生児期と、歩き始めた1歳以降では全く体型が異なります。だからこそ抱っこ紐は使い分けることで、抱っこのしやすさが断然アップします。
兄弟姉妹がいたり、公共交通機関の利用が多く、抱っこ紐の使用頻度が高いという人には、少なくとも2種類の抱っこ紐を使い分けることをお勧めします。
目安は「首座り前の新生児期」と「首座り~歩き始めの時期」頃で抱っこ紐を使い分けることを前提に購入すると抱っこ紐が使いやすくなります。
新生児期におすすめは「キャリー」タイプか「ラップ」タイプ
首の座らない新生児期におすすめの抱っこ紐のタイプは、「キャリー」タイプか「ラップ」タイプ。
スリングはなんとなく小さい赤ちゃんに使いやすそうに思えますが、抱き方を間違えると股関節脱臼になってしまうので、わたしが子供を産んだ産院では注意喚起のチラシを配っていました。
では、「キャリ―」タイプか「ラップ」タイプに迷った場合、選ぶ基準は以下。
キャリ―タイプがおすすめな人
- 新生児期~首座り前の赤ちゃんを連れて抱っこで外出が多い予定の人
スリングタイプがおすすめな人
- 家の中で寝かしつけや家事のために抱っこをしたい人
また各注意点は以下
- キャリ―タイプなら新生児専用がおすすめ
- ラップタイプは慣れが必要。慣れれば新生児には最適
またキャリ―タイプの抱っこ紐で、インサートなどを購入することで新生児期から大きくなるまで使うことができるようになっている抱っこ紐も売られていますが、正直インサートを入れることは新米ママに難しいこともあるのであまりおすすめしません。
また、新生児向きの抱っこ紐でも、キャリ―タイプは、首すわらないふにゃふにゃのうちは、抱っこ紐の中に頭が埋もれがち。わたしはタオルを中にあてて、埋もれないようにしていました。
ラップタイプは赤ちゃんに大変優しく首座り前でも支えてあげられるものも少なくありません。
ただラップタイプの抱っこ紐の中には、転落などの事故防止のためにも片手で支えてあげる必要がある抱っこ紐もあります。両手が空かないため、買い物や、抱っこ紐での長期の移動時には不便な場合もあるので、使うケースにあわせて抱っこ紐を選ぶことをお勧めします。
真夏は暑いので、ラップでもメッシュ生地のものを選ぶことをおすすめします。
2021年 新生児から使いやすいキャリ―タイプの抱っこ紐
キャリ―タイプの抱っこ紐で新生児から使いたい場合は、新生児専用がおすすめ!
新生児専用の抱っこ紐で首座りぐらいまでは様子をみて、そのあと自分に合った抱っこ紐を選ぶのがわたしのおすすめです!
使える期間は約1年のものが多数ですが、やはり新生児の赤ちゃんがすっぽり入る大きさになっているので使いやすいでしょう。
ベビービョルン(ベビーキャリア MINI)
ベビービョルンの、生後0ヶ月から12ヶ月まで使える抱っこ紐「ベビーキャリア MINI」。
首座り前の子供でもしっかり首をささえてくれるので、ホールド感があります。値段も1万円以下と買いやすい値段。
赤ちゃんが抱っこ紐の中で寝てしまった場合にも、赤ちゃんを寝たままベッドに降ろすことができるが大変便利です。
「ベビーキャリア MINI」の特徴は肩紐のみで腰では支えません。そのため装着は大変簡単ですし、持ち運びも軽いですが、その分肩には負担がかかります。子供が大きくなってくると負担はさらに大きくなるのが欠点です。尚、1歳までしか使えないため、使える期間は短いです。
とにかく装着が簡単で安全という点で新米ママにはおすすめします。
ママ友の間でも使っている人が一番多いです。(わたしも使用していました!)メッシュ生地もありますが、少し値段も高くなるため、冬に向かう時期であれば通常の生地でよいでしょう。
ベビービョルン(ベビーキャリア MOVE)
「ベビーキャリア MINI」の特徴をそのままに、腰ベルト付きになったため、パパ、ママへの抱っこの負担を軽減してくれます。
MINIが1歳までの使用になるのに対して1歳半までと使える期間も長くなりました。通気性もよく、着脱も簡単で分かりやすいのも特徴です。
エルゴ エンブレース
2020年春エルゴから新生児~1歳までの専用抱っこ紐「エンブレース」が発売されました。ラップタイプ抱っこ紐の包み込むような優しさをもちつつ、キャリアタイプの装着のしやすさをあわせもっている抱っこ紐です。
新生児であっても簡単に抱っこすることができるため、抱っこ紐初心者の方や、抱っこ紐がどうもうまくできないという方にはおすすめです!
↓エンブレースについて詳しく説明しています!
ベビーアンドミー ベルク
1本の抱っこ紐で長く使いたいと思う人にはベビーアンドミーの「ベルク」をおすすめします。
ベルクザファーストを購入する必要はありますが、新生児期からも使えるようになっている上、ヒップシートと付け替えができるため、1本で兄弟と共有することもできるのが特徴です。
↓記事を参考にしてくださいね!
2021年 新生児からおすすめラップタイプの抱っこ紐
コニー(ぐっすり抱っこ紐)
コニーは韓国のメーカが出している、ラップタイプの抱っこ紐です。生地が柔らかく、昨年ぐらいよりママたちの間で爆発的に愛用者が増えています!新生児から使えて装着もシンプルで難しくありません。体に赤ちゃんが密着するため、赤ちゃんもすぐにすやすやねていきます。
実際わたしも家の中用の抱っこ紐として購入しましたが、肩も腰も楽で、生地も柔らかいため赤ちゃんも楽そうでした。
しかし、首座り前だと頭を支えないとぐらぐらします。そのため歩き回ったり、両手を開けて作業する場合は注意が必要です。またママの体にもラップ(布)がかかるため真夏はママも暑いでしょう。
また韓国のメーカーの商品のため日本に実店舗はなく、商品を試すことができません。しかし、サイズは体にぴったりあったものを選ぶ必要があります。
夏にはメッシュ生地もあるので、真夏でも安心です!
興味がある方は↓のサイトを参考にしてください。サイズ表もあります。
スモルビ
コニーの抱っこ紐の欠点はサイズ調整ができないこと。そのため自分の体形にあった抱っこ紐を試着無しで購入しなくてはいけません。
一方スモルビはコニーの抱っこ紐と大変にていますが、抱っこ紐のわきにベルトがついていて、それを調整することでパパとも共有が可能です。
ポグネーステップワン
ラップタイプの抱っこ紐の柔らかさと、腰でしっかりささえるキャリ―タイプの良さを兼ね備えた抱っこ紐。
赤ちゃんがはいる部分の生地は伸縮性が高く、新米ママ、パパでも装着がしやすいのが特徴。またベルトでサイズが調整できるので、ママ、パパも共有して使うことができます。
ボバラップ
5メートルほどの伸縮性のある長い布をママやパパの身体に巻き付けて使用するタイプです。体型を選ばず抱っこできるのが特徴です。
頭まですっぽりかぶせられて新生児の赤ちゃんの首を優しく守ってくれます。巻き方はワンパターンしかないですし、伸縮性があるため初心者でも扱いやすいラップです。
ただ夏は暑いためあまりおすすめできません。冬にはとってもおすすめです。
どうしても1つの抱っこ紐で長く使いたいという人におすすめの抱っこ紐
「もったいないし、複数持ちたくないから、1つの抱っこ紐で何とか0ヶ月から3歳、4歳まで抱っこしたい。なんかオールマイティーな抱っこ紐ないの?」
と聞かれたら
おすすめは「ディディモス」や「へこおび」などの一枚布タイプ。
「ボバラップ」よりも伸縮性がない分、慣れるまで時間がかかりますが、おんぶやスリングにして使うこともできるため、抱き方の種類も豊富で、赤ちゃんとの密着度が高い分、親の身体の負担を減らすことができます。
とはいえ、一枚の長い布なので、外出先で結ぶのはかなり不便だというデメリットもあります。
まとめ
新生児期から首座り前の抱っこ紐は、事故防止のためにも、
自分の体と赤ちゃんの体の大きさ、用途にあわせて購入することをおすすめします!
新生児専用の抱っこ紐は1歳頃までしか使えませんが、1歳以降は歩き出す子もいるため、ヒップシート型の抱っこ紐の利用率も増えてきます。
子どもが大きくなってから買い替えると、その子の成長にあった抱っこ紐を選んであげられるのもよいですね!
できるだけ余分なものは買いたくないと思いますが、時期によって使い分けた方が負担はママ、赤ちゃん共に断然楽です。
メルカリなどを上手に使ってその時期にあわせた抱っこ紐を安く購入し、必要でなくなった抱っこ紐は売ってしまうなどして節約するのもいいですね!
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