抱っこ紐

【2023年最新】抱っこ紐のタイプと選び方。特徴別おすすめ商品一覧!

抱っこ紐インストラクター・アドバイザーとして活動する港区ママ(@minatokumama)です。

BEST-ONEさんのサイトでも抱っこ紐記事の監修をさせていただいています。

抱っこ紐は、赤ちゃんを安全、快適に運ぶ道具としてだけでなく、赤ちゃんとの大事なスキンシップの一つ。

日本では、欧米とライフスタイルや公共交通機関などの違いから、日本では抱っこ紐の方が便利なことが多いことも影響しています。

0歳児のママ
0歳児のママ
抱っこ紐ってどうやって選んだらよいの?いろいろあって迷っちゃう。
港区ママ
港区ママ
抱っこ紐選びみんな悩んでいるよ。一概に抱っこ紐といっても抱っこ紐はタイプ別に以下のように分けれるんだ。それぞれの目的にあわせて購入すると間違いのない抱っこ紐が購入できます。

抱っこ紐の種類によってわけると下の図のよう分類できます。

抱っこ紐分類
0歳児のママ
0歳児のママ
へえ、抱っこ紐ってこんな種類に分けられるんだ。
港区ママ
港区ママ
その種類によって特徴や目的がそれぞれ違うんだよ。だから目的にあわせて抱っこ紐の種類を選ぶのが大事なんだ。

そこでまずは抱っこ紐の種類やタイプをしり、自分にあった抱っこ紐を選べるようにしましょう!

抱っこ紐選びで気を付ける点は以下でも紹介しているのでぜひ参考にして下さいね。

おすすめ抱っこ紐
抱っこ紐アドバイザーおすすめ!抱っこ紐ブランド20選。自分にぴったりの商品を見つけよう抱っこ紐インストラクター・アドバイザーがおすすめする抱っこ紐ブランドをお伝えします。抱っこ紐は育児を快適にするだけでなく、お互い愛情をはぐくむことができる大切なツール。だからこそ、ブランドだけに左右されずに選ぶことが大事です。お気に入りの抱っこ紐に出会えるように、紹介します。...

抱っこ紐の種類(タイプ)と機能を知ろう

「抱っこ紐」と一言にいっても同じように見えて抱っこ紐は種類によってその目的が異なります。

抱っこ紐と呼ばれるものはまず、大きく以下2種類に分類できます。

港区ママ
港区ママ
抱っこ紐は大きく2タイプに分かれているっていうのだけ、覚えてけば細かい分類は気にすることないよ。
分類主な用途タイプ特色
ベビーキャリー

外出時に赤ちゃんを運ぶキャリ―タイプ装着が簡単
ヒップシートタイプ腰で支える子供をのせるだけでOK
ベビーウェアリング

赤ちゃんを安心させるスリングタイプ片方の肩から斜め掛けでき手軽
ラップタイプ赤ちゃんと密着できる

ベビーキャリーは、赤ちゃんと外出するときに便利な抱っこ紐です。

ベビーウェアリングは、赤ちゃんと密着するものが多いため安心感を与えることができるという特徴があります。

ベビーキャリータイプの抱っこ紐の特徴

赤ちゃんを運搬するための手段を目的とした抱っこ紐になります。

メリットがっしりとした作りで、装着が簡単。外出時の安全性が高い。
デメリット単一規格のため抱っこする人の体格などにあわせた細かい調整が難しい。
また赤ちゃんとの密着度も低いので安心感を与えにくい。

腰や肩で支える「キャリータイプ」

エルゴ

代表的なものに「エルゴベビー(OMNI360)」「ベビービョルン(ベビーキャリア)」「アプリカ(コアラ)」「ストッケ(マイキャリア)」などがあります。

キャリーという名前の通り赤ちゃんを運搬するというのが目的の抱っこ紐です。

「キャリ―タイプ」の抱っこ紐は安全性も高く、比較的装着が簡単で、通常の「抱っこ」「前抱き抱っこ」「おんぶ」がしやすいのが特徴です。

メリット
  • 装着が簡単
  • おんぶや前抱き抱っこなどの機能が豊富
  • バックルなどがしっかりしているため安全に装着しやすい
デメリット
  • 新生児期の使用時密着感にとぼしく、首が安定しにくい
  • 値段が高い
  • 密着感が得られないため寝かしつけには不向きな場合がある
  • 作りがごつい
  • 持ち運びに荷物になる

子どもを腰に座らせる「ヒップシートタイプ」

ケラッタ

腰にウェストポーチ状の抱っこ紐を巻きその上に子供を座らせるタイプの抱っこ紐です。

大き目の赤ちゃんに使用したり、セカンドとしての利用が多いのが特徴です。

台座部分(ヒップシート)の形状や大きさなどは各メーカーにより異なりますが、新生児から使う場合はインサートを使用したり、オプションの腰ベルトを使用したりすることが一般的です。

「ベビーアンドミー(ヒップシートキャリア)」「アイコール(ヒップシートキャリアHUG)」「ポルバン(ポルバン)」「ポグネー(ナンバーファイブネオ)」がこちらにあたります。

メリット
  • 腰でしっかり支えるため肩への負担が少ない
  • 大きくなった子供でも抱っこ補助の目的で使用ができる
  • 乗り降りが非常に簡単なので歩き始めてから便利
デメリット
  • 子供が小さいうちは台座が大きく正しい足の形になりにくい
  • 見た目がかなりごつい
  • 持ち運びが荷物になり大変不便
  • 抱っこする人の腰や足の付け根に負担が来る場合も

ベビーウェアリングタイプの抱っこ紐の特徴

赤ちゃんと一体感を生み出すぬくもりを目的とした抱っこ紐。

代表的なものではスリングや、コニーの抱っこ紐がこれにあたります。

メリット布タイプで柔らかく赤ちゃんとママやパパが密着し一体感を感じられる。
デメリット着脱が難しく、抱っこ紐の扱いになれるまで練習が必要な場合も多い

ベビーラップの抱っこ紐はさらに2タイプに分けられます。

肩から斜め掛けする「スリングタイプ」

スリングタイプの抱っこ紐は片方の肩からかけて使うタイプです。

  1. 新生児期から使うタイプの布タイプのスリング
  2. 歩き出してから使うコンパクトなタイプのスリング

の二種類に分けられます。

①のスリングタイプの目的は赤ちゃんとママとの密着度を高めてくれる赤ちゃんをまとうという意味の「ベビーウェアリング」の部類に入ります。

スリング
港区ママ
港区ママ
新生児期のスリングでの横抱きは簡単そうでも股関節脱臼などを起こしやすいから注意して。必ず手を添えて抱っこしましょう!
メリット
  • 新生児横抱きができる
  • 抱っこしたり、降ろしたりが簡単にできる
  • 子どもが大きくなっても斜め横抱きのため前がみやすい
  • 荷物にならない
デメリット
  • 片側の肩から背中にかけて体重がかかるため負荷が高い
  • 正しく抱っこしないと赤ちゃんが転落や窒息する危険がある

「ベビースリング(ババスリング)」「ベッタ(キャリーミー!)」「エリカランド(スマートベビーキャリー)」「北極しろくま堂(キュットミー!)」などがあります。

②のスリングは歩き始めてから使う「ダッコルト」のようなセカンドタイプになります。値段も手ごろでコンパクトなため、歩き始め以降の赤ちゃんに使用する人が多いのが特徴です。

ダッコルト

布を体に巻いて使う「ラップタイプ」

赤ちゃんとママ、パパが密着し、安心感を与えることが最もできる抱っこ紐です。運ぶことではなく、赤ちゃんをまとうという意味の「ベビーウェアリング」という目的が主軸になります。

ラップタイプも2種類に分けられます。

  1. 一枚布を巻いて使うタイプ
  2. すでに形作られていて簡単に装着できるタイプ(チュールタイプ)

2種類とも「赤ちゃんと密着できて安心感を与えられる」「新生児期から使える」ということで助産師さんから薦められて使う人も多いタイプです。量販店で販売が少なく、オンラインや講習会での購入が主流になります。

①のタイプは、「ベビーラップ(ディディモス)」、「ボバラップ(ボバ)」、「へこおび(しろくま堂)」などが該当します。

ベビーラップ

装着するまでに練習が必要ですが、体型などを選ばずに使用でき、また上手に装着すれば負荷分散力はどの抱っこ紐より優れています!

②のタイプは、チュールタイプともよばれ、「ポグネー(ステップワン)」、「コニー(ぐっすり抱っこ紐)」、「スモルビ」などが該当します。

コニー後ろ姿
港区ママ
港区ママ
チュールタイプは使いやすい、赤ちゃんの安心感が得やすい、ママの体の負担を軽減できるなど、というメリットも多く多くのママから愛用されています。
メリット
  • ほとんどの抱っこ紐が新生児から使用可
  • 色などが豊富
  • たためるので持ち運びが便利
  • 密着度が高いため寝かしつけに便利
デメリット
  • 一枚布の場合装着に練習が必要
  • 夏は暑い
  • 1歳以降は使いにくい

一目でわかる抱っこ紐のタイプ別特徴のまとめ

以上でお伝えした、「キャリー」「ヒップシート」「スリング」「ラップタイプ」の大まかな特徴をまとめました。

抱っこ紐を選ぶときの参考にしてくださいね。

抱っこ紐比較

最近では、新生児向きにキャリ―タイプだけどラップタイプの良さを組み合わせた抱っこ紐ハイブリット型の「ポグネーステップワン」なども出ています。

抱っこ紐選びの注意点

抱っこ紐の選び方で重要なのは、目的に合った抱っこ紐を選ぶこと。

特に新生児の時期の抱っこ紐選びは赤ちゃんの股関節にも影響が出るので重要です。

上のタイプを見ながら自身のライフスタイルや、目的にあった抱っこ紐を選んでいきましょう。

例えば、産まれたばかりの赤ちゃんに使いたいのであれば、新生児に特化した抱っこ紐が使いやすいですし、歩き始めた子に使うのであればヒップシートなどが使いやすいという傾向があります。

次の項目では、各目的にあった抱っこ紐を紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

新生児~家の中で使いやすい抱っこ紐5選

赤ちゃんが小さいころは、とにかく抱っこ時間が長いものです。

寝かしつけ、抱っこを求められるなどなど、家事をする時間もありません。

そんな人におすすめな抱っこ紐の選び方としては、赤ちゃんが安心できるものをさがすということ。

家の中で長時間、赤ちゃんを気持ちよく抱っこできる「ベビーウェアリングタイプ」の抱っこ紐がおすすめになります。

長く面倒くさいというデメリットもありますが、ラップタイプの抱っこ紐であれば、ママの腰痛などの負荷分散にも役立ちます。

港区ママ
港区ママ
抱っこ時間が長時間で、ママの体への負担が大きいならラップタイプも試してみてね。

①コニー

韓国発のコニーのぐっすり抱っこ紐。

装着が簡単で密着度が高いため、赤ちゃんが良く寝ると評判です。ママの身体への負荷分散にもすぐれています。

コニー抱っこ紐
コニーの抱っこ紐。店舗はどこにあるの?購入できるサイトや、サイズ交換の方法をお伝えひざ痛、肩こり、腱鞘炎に悩む港区ママ(@minatokumama)です。 二人目を出産後、自治体の運営する赤ちゃん交流会に行ったと...
港区ママ
港区ママ
外出でも室内でも重宝できる、デザインもよいということで人気!
適応体重新生児~20Kg(3歳)ぐらいまで
抱っこの種類新生児抱き、対面、前向き

②スモルビ

コニーと比較検討されることが多いのが「スモルビ」の抱っこ紐。

スモルビは大きさが調整できるため、パパとの共用もできる点で高い評価を受けています。

スモルビとコニー
スモルビとコニーの違い【8つ】のポイント。どちらがおすすめ?抱っこ紐アドバイザーがお伝えしますスモルビとコニーフレックスどちらを購入したらよいのか迷っている人に、抱っこ紐アドバイザーが細かく違い比較してお伝えします。コスパに優れていてヘッドサポートがついているのはスモルビ。アジャスターの調整機能が使いやすいのはコニーフレックスになります。...
適応体重新生児~15Kgぐらいまで
抱っこの種類新生児抱き、対面、前向き

③ボバラップ

ボバラップは長い5メートルぐらいの布を体に巻きつけて使うラップタイプの抱っこ紐。

同様の布タイプのへこおびや、ディディモスと比較して伸縮性があるため、巻き方は1通りしかできないですが、初心者でも比較的簡単にできるラップです。

ただ生地が厚手なので夏は暑く屋外で使用するのは厳しいでしょう。

BOBA
ボバラップの口コミからみるメリット、デメリット。難しい人にはコツもお伝えします。ラップタイプの抱っこ紐の中で人気の「ボバラップ」。ボバラップは、一枚の伸縮性のある一枚布の抱っこ紐で、慣れるまで少し難しい一方、慣れてしまえば使いやすいと、口コミでも評判の抱っこ紐です。このブログでは、ボバラップを実際使った体験や口コミなどを中心にボバラップのメリット、デメリットをレビューします。...
港区ママ
港区ママ
個人的には、不器用な私でも布がすべりいくいため使いやすかったです。冬におすすめ。
適応体重新生児から16Kg(3歳すぎぐらい)
抱っこの種類対面抱き

④ディディモス ベビーラップ

ディディモスのベビーラップは、ラップの王道とも呼ばれるほど世界的ブランドのラップ。

子どもの年齢制限なく使えるのがメリットで、新生児の時期から4歳過ぎまで巻き方次第で様々な使い方ができるのが特徴です。

何十通りの結び方ができるので、抱っこ自体を楽しむことができます。

はじめは講習会などで教えてもらうと使いやすいでしょう。

ディディモス
ディディモスの選び方は?ラップ初心者におすすめな生地をお伝えします。ディディモスのベビーラップを初めて購入したいと考えている人必見。ディディモスはリアル店舗がないため、なかなか教えてもらいながら購入することができないのがデメリット。そこでベビーラップを選ぶ際に重要な素材、サイズ、厚み、織などについてポイントをまとめました!初心者や新生児のママはぜひ購入時の参考にしてください!...
港区ママ
港区ママ
浴衣や着物を着た時に使うと素敵ですよ。
適応体重新生児から上限なし
抱っこの種類対面抱き、腰抱き、おんぶ

⑤しろくま堂 スリング

しろくま堂のスリング「キュットミー!」は薄手にもかからわらず生地が丈夫で安定感があり、肩への負担を軽減する工夫がされた抱っこ紐。

長時間の抱っこでも簡単にスリングの中ではコンパクト差は欠けますが長時間の抱っこや新生児からの抱っこに対応できるのが使いやすさの特徴です。

講習会なども開かれているため、使い方に困った場合は講習を受けることが可能です!

キュットミー!
「キュットミー!」はどんな抱っこ紐?使い方や生地の選び方について!スリングタイプの抱っこ紐は難しと思っていませんか?北極しろくま堂のリングスリング「キュットミー!」は初心者でも簡単に抱っこできることで有名なスリング。様々な色も販売されており、口コミでも高評価を得ています。産院などでおすすめされたから使い始めたというママも。長く使えるためセカンド抱っこ紐としてもおすすめです。...
適応体重新生児(生後2週間目)から16Kg(約3歳)
抱っこの種類対面抱き、腰抱き、おんぶ

新生児から6カ月ごろ、外出に便利な抱っこ紐5選

新生児の赤ちゃんだけど、買い物などで外出しなくてはならない、

上の子がいるから抱っこして外出する機会が多い、

というママ、パパにおすすめの抱っこ紐の選び方は、頑丈なキャリ―タイプのものを探すこと。

まだ首もすわっていない頃はおうちにいた方がよいとわかっていても、兄弟姉妹がいたり、ワンオペだったり、抱っこ紐を使って外出しなくてはならないこともあります。

そんな場合でもできるだけ安全に抱っこしてあげれるものがおすすめです。

港区ママ
港区ママ
わたしも上の子の送り迎えで1ヵ月にたたないうちから抱っこ紐を使っていました。

ただ、新生児向けの抱っこ紐は年齢が1歳ぐらいまでと限られているのがデメリットになります。

①ベビービョルンミニ

ベビービョルンミニ(MINI)は新生児の赤ちゃんでも抱きやすく作られた抱っこ紐。

前開きで、抱っこ紐初心者のママでも使いやすい作りになっています。

港区ママ
港区ママ
わたしもベビービョルンMINIにお世話になりました。

暑い夏はメッシュ生地のエアーがおすすめです。

ベビービョルンミニ
ベビービョルンミニは新生児に使いやすいと口コミで評判。一方、注意すべきデメリットとは!評判などをレビューベビービョルンミニ(MINI)の抱っこ紐は抱っこ紐初心者でも抱っこが簡単にできる新米ママにおすすめの抱っこ紐。今回はそんなベビービョルン、ベビーキャリアミニのメリットだけではなく、デメリットや、使い方、口コミなどもレビューします。...
適応体重新生児〜約12ヶ月(身長53〜100cm、体重3.2〜11kg)
抱っこの種類対面、前向き

大き目の赤ちゃんや、ママ、パパが腰痛持ちという場合は同じくベビービョルンから出ている抱っこ紐ムーブ(MOVE)がオススメです。

ベビーキャリアMOVE
ベビービョルンの抱っこ紐「ベビーキャリアMOVE」。MINIとの比較や口コミを掲載ベビービョルン(babybjorn)から新登場した、「ベビーキャリア MOVE」。購入に悩んでいる人に向けて口コミや、仕様について詳しくお伝えします。MOVEはMINIに比べると長い期間使えるというメリットがある一方、コンパクトさも欠けるため悩んでしまう人続出。どんな人にオススメなのかについてお伝えします。...

②キューズベリー ZERO

日本人の体型に合わせて作られたキューズベリーZERO。

コンパクトなつくりで大体半年ぐらいまでを目安に使っている方が多いです。

適応体重生後0ヶ月(3.2kg)~約12ヶ月(11kg)
抱っこの種類対面

③エルゴエンブレース

エルゴから販売されている新生児専用の抱っこ紐。

エルゴエンブレースは、ジャージ生地でやわらかくラップタイプのような肌触り。新生児専用の抱っこ紐でエルゴのオムニシリーズと比べてもシンプルなつくりが特徴です。

ただ生地が地厚なので夏にはあまりお勧めできません。

エンブレースについて
エルゴ新生児向け抱っこ紐エンブレース。付け方や口コミを紹介します!エルゴから2020年4月に新発売となった抱っこ紐エンブレース。発売開始前からママたちの間では話題の商品でした。 そ...
適応体重新生児(3.2Kg)~1歳(11.3Kg)まで
抱っこの種類対面、前向き抱っこ

④ポグネーステップワン(STEP ONE)

腰ベルトが付いていて抱きやすく、その一方、布タイプの抱っこ紐の柔らかさも兼ね備えているのがおすすめポイントです。

10キロぐらい(1歳前後)までが使用の目安になります。

適応体重新生児(3.5Kg)~14ヵ月(11Kg)まで
抱っこの種類対面、前向き抱っこ

⑤アップリカ コアラ

新生児の赤ちゃんに嬉しい横抱きサポートがついている抱っこ紐。

新生児の赤ちゃんがママに抱っこされているように、自然に抱っこできるというのがメリット。

スリングタイプの抱っこ紐だと、手を離した抱っこは危険性が高いのに比べて、コアラは安全に横抱き抱っこができる作りになっています。

横抱きはできる期間が限られていますが、対面抱きにすると36ヵ月(15キロ)まで使用できます。

適応体重生後0ヶ月(パッド使用)~約36ヶ月(15kg)
抱っこの種類横抱き、対面、前向き、おんぶ

1本で何とかしたい!という人向け抱っこ紐

抱っこ紐を複数買いたくない。

抱っこ紐の出番が少ないからできるだけ、1本の抱っこ紐で済ませたい。

そんな人が抱っこ紐を選ぶ際に気を付けたいのが、対象年齢です。

新生児期からパッドなしで使用できるものを選びましょう。

港区ママ
港区ママ
1本で済ませようと思うと、購入したけどしっくりこない、使いにくいというデメリットもあります。

ただ、以下で紹介する抱っこ紐は1本もっておけば必ず役にたつので、使ってみて、使いにくいということであれば、セカンド抱っこ紐を探してみるのも一つの方法です。

①エルゴ オムニブリーズ

人気一番の抱っこ紐といえばエルゴ。中でもOMNI360シリーズは、新生児からインサートなしで使えて、前抱き抱っこ、おんぶもできるため、一番人気の抱っこ紐になります。知名度が高く、ユーザーも多いのが特徴。

オムニ360ブリーズ
エルゴオムニ360とブリーズ(Breeze)の違いは?比較してわかったおすすめ抱っこ紐。エルゴから新発売されたオムニ360ブリーズと従来のオムニ360の違いについて詳しくお伝えしています。オムニ360クールエアか進化版のオムニ360ブリーズを購入しようか迷っている人も少なくないと思います。その違い、使いやすさなどについて書いたレビュー記事です。...

最新のオムニブリーズは従来品より肩の厚みも減り、小柄な方でも使いやすく改良されています。

適応体重0ヵ月~48ヵ月(3.2kg~20.4kg)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き、おんぶ

②ベビービョルン ハーモニー

エルゴの次に人気なのがベビービョルンの抱っこ紐、新作の「ハーモニー」。

ベビービョルンかエルゴか悩んだら、バックルの位置に注目しましょう!

ベビービョルンは手前の位置で留め金を留めることができるのに対して、エルゴは赤ちゃんを抱きながら背中に手をもっていってバックルを留める必要があります。

そのため、ベビービョルンの抱っこ紐は体の硬い方におすすめです。

適応体重新生児~約36ヶ月(身長53cm~、体重3.2~15kg)
抱っこの種類対面、前抱き、おんぶ

③ナップナップ ヴィジョン(napnap VISON)

エルゴやビョルンなどの抱っこ紐と比較して値段が安く、最初から日本人の体型に合わせて作らているので、小柄人でもフィットしやすいのが特徴です。

適応体重新生児~24ヶ月(体重3.2~13kg)
抱っこの種類対面、前抱き、おんぶ

④エルゴ アダプト(Adapt)

エルゴアダプトは、上記で紹介したエルゴ上位モデル抱っこ紐オムニブリーズの前向き抱っこができないタイプの抱っこ紐。

そのほかの機能はほぼ一緒で、値段も安いので、前向き抱っこをする予定がないという人にはおすすめです。

適応体重0ヵ月~48ヵ月(3.2kg~20.4kg)
抱っこの種類対面、腰抱き、おんぶ

⑤サンアンドビーチ(sun&beach)

見た目がかわいいとSNSで人気の抱っこ紐サンアンドビーチ。

数種類の柄や刺繍から選ぶことができます。

綿100%で柔らかく、体格の小さい人でもフィット可能。

赤ちゃんを抱き入れるところがけっこうコンパクトなので、赤ちゃんが大きくなると使いにくく感じます。

適応体重新生児~3歳ぐらいまで
抱っこの種類対面抱き、おんぶ

1歳以降にオススメ、おすすめヒップシート

子どもが歩き始めた、1歳以降の抱っこ紐の選び方は、抱っこしたり、降ろしたりが楽という点を重視しましょう。

この点で、ヒップシートは、のせたり降ろしたりが楽なのでおすすめです。

観光地に行く際にも前向き抱っこができ、赤ちゃんが喜ぶこと間違いなしです!

港区ママ
港区ママ
パパ用にヒップシートを購入する人もいますよ!

ただヒップシートは腰の台座部分だけで使う場合、子どもが重くなってくると腰への負担も増えてきます。

ヒップシート
ヒップシートは何歳まで使える?腰痛持ちはやめた方がよいの?メリットデメリットをお伝えします。上手に使うと便利なヒップシート。最近ではヒップシートの種類も増えてお手頃で買える抱っこ紐も増えました。今回はヒップシートを使う年齢や、メリットデメリットをまとめました。ヒップシートの購入で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。...

パパが腰痛持ちの場合は、肩で支えるスリングタイプがおすすめです。ポケットに収まる小さなタイプのものもあるため、簡易的に使うのには役立ちます。

①ポルバン

ポルバンのヒップシートは、ヒップシートとショルダーが別に購入できるのが特徴。

ショルダーが必要な場合もシングルショルダーかダブルショルダーを選べるのも助かります。日本のメーカーなので日本人の体形にあったつくりで人気です。

ポルバン
ポルバン(POLBAN)アドバンスのヒップシートがおすすめな理由。ベーシックとの違いや口コミから見るメリット、デメリットをお伝えします。ポルバンのヒップシートはコスパ、使いやすさから大人気のヒップシート。日本の会社が日本向けに作っているので、日本人赤ちゃんの体格にもぴったりとパパ、ママ大絶賛。今回はそんなポルバンのヒップシートのメリットデメリットをお伝えします。...
適応体重腰がすわる(7ヵ月)頃から36ヵ月(体重約15kgまで)
抱っこの種類対面、前向き

②ベビーアンドミー ONE-S(ワン・エス) ライト

ベビーアンドミーは日本ブランドのヒップシート。

日本人向けに開発されているため、小柄な日本人女性でもぴったりフィットします。

腰への負担も姿勢をサポートする腰ベルトにより腰への負担もかなり軽減されています。

スタンダードモデルONE-Sライトは4ヵ月以上から使えます。(新生児用には別途インサートあり。)

また、パーツを組み替えることで、新生児期からでも使いやすい抱っこ紐ベルク(BELK)も人気です。

適応体重4ヵ月頃から48ヵ月(体重約20kgまで)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き、おんぶ
ベビーアンドミーのヒップシートは腰が痛い?実際の使用感や口コミをレビュー。ベビーアンドミーのヒップシートのベルクとワンエス。ヒップシートは大変楽ちんで腰痛もちの人からも使いやすいと評判です。今回は、ベルクとワンエスの違いや、ベビーアンドミーのヒップシートの特徴についてお伝えします。...

③ミアミリー ヒープシットキャリア 日本モデル

腰痛もちだけでヒップシートを検討したいと思っている人は「ミアミリー」がおすすめ。腰痛持ちのスイス人のママが開発しただけあって、ヒップシート自身がコルセットのように腰を守るつくりになっています。

適応体重4ヵ月頃から48ヵ月(体重約20kgまで)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き、おんぶ

④ポグネーナンバー5neo

ポグネーの「ナンバー5neo」シリーズ。

多くのヒップシートでは腰回りをマジックテープで止めます。そのため赤ちゃんを降ろした後にヒップシートを外そうとすると「びりびり」とマジックテープが大きな音をたてて赤ちゃんが起きてしまうこともあります。

「ナンバー5neo」では、そういったびりびりとした音をファスナー利用で軽減したサイレント仕様のヒップシートです。

適応体重4ヵ月頃から36ヵ月(体重約15kgまで)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き、おんぶ
【ミアミリー】【ポグネー】【ベビーアンドミー】
ヒップシート比較!【ミアミリー】【ポグネー】【ベビーアンドミー】有名ブランド抱っこ紐の違いをレポート。ヒップシートは肩腰でしっかりと赤ちゃんをサポートするため、この数年人気の抱っこ紐。三大ブランドとしてミアミリー、ポグネー、ベビーアンドミーがあります。ただその違いについてはなかなかわかりにくいものです。そこで今回、実際お店でミアミリー、ポグネー、ベビーアンドミーを試してきました。その違いについてお伝えします。...

⑤ケラッタ ヒップシート

コスパにすぐれているのがケラッタのヒップシート。かといって、機能性に特に問題なく、この値段でこれだけのヒップシートが購入できてしまうのが驚きです。

適応体重6ヵ月頃から36ヵ月(体重約20kgまで)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き、おんぶ
ケラッタヒップシート
【辛口レビュー】ケラッタヒップシートがお勧めできない理由。実際に使った口コミをお伝えします。コスパ最強のヒップシート、ケラッタのヒップシートを購入!実際に使ってみて、その使い心地をレポートしました。正直ケラッタのヒップシートはおすすめできませんでした。ほかのユーザーの口コミとともにお伝えします。購入の参考になる情報満載です。...

⑥タッシュベビー

ヒップシートに収納力を求める人にオススメなのがタッシュベビー。

本来ヒップシートの台座下部分には「ウレタン」などの発砲スチロールがつまっていて、収納できそうでできません。

一方、タッシュベビーは台座下に収納がたっぷりあるタイプ。ヒップシート一つでお散歩やお買い物に行きたいという人にはおすすめのヒップシートです。

TushBaby
【口コミでも話題に】タッシュベビー(TushBaby)のその驚くべき収納力とは⁈アメリカ生まれの人気抱っこ紐「TushBaby」。ヒップシートのみの抱っこ紐にも関わらず、大容量の収納で、この抱っこ紐一つで赤ちゃんのお...
適応体重6ヵ月頃から36ヵ月(体重約20kgまで)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き

⑦テラスベビー DaG1

折りたためるヒップシートとして人気なのがテラスベビーのヒップシートDaG1。

折りたたんでかばんに入れることができてしまうんです。

ヒップシートといえば、持ち運びが大変なのがデメリットでしたが、そんなデメリットを解決してくれるのがDaG1です。
DaG1
DaG(ダッグ)1のヒップシートってどうなの?口コミは?シリーズの違いについてもレビュー。DaG(ダッグ)1からDaG7までテラスベビーのヒップシートについて紹介します。各モデルの違いや、口コミなどもレビュー。購入に迷っている人の参考になる情報満載です。...
適応体重新生児(横抱き補助)~48ヶ月頃(体重約20Kg)
抱っこの種類対面、前向き、腰抱き

とにかく小さいコンパクト抱っこ紐

赤ちゃんが歩き始めると抱っこ紐を何時間もしているというケースは減ります。

とはいえ、外出先やちょっとした移動では抱っこ紐があった方が断然便利。

そんなときの抱っこ紐の選び方は、コンパクトさを重視することです。

なかでも肩かけタイプのスリングタイプの抱っこ紐はコンパクトで便利です。

また肩掛けなどでは肩が痛いという場合は、キャリ―タイプで軽量モデルの抱っこ紐を選ぶとよいでしょう。

カバンに入れられるサイズのものがおすすめです。

①グスケット ANAYOサポートバッグ

おしゃれママに人気急上昇のグスケットのANAYOサポートバッグ。

持ち運びも手軽、しっかりとした作りで歩き始めの赤ちゃんからちょこっと抱っこに最適です。

港区ママ
港区ママ
娘もかなりお世話になってます。
グスケット
グスケットのデメリットが知りたい!ユーザーの口コミも紹介。購入に迷っている人必見です。話題のグスケット(GOOSEKET)の抱っこ紐ってどうなの?使いやすい?つくりはしっかりしているの?購入方法は?など、購入に悩んでいる方に向けて、グスケットANAYOサポートバッグを使った感想をお伝えします!...
適応体重6ヵ月~体重約20Kg

②mamaito ダッコルト

グスケットと同じタイプですが、こちらは日本製のmamaito(ママイト)のDAKKOLTダッコルト。

日本製の抱っこ紐とあり、韓国製や中国製の他社のものに比べると価格が高くなりますが、肩幅が広く、座る位置も広めの作られているためフィット感があると評判です。

違いは以下をさんこうにしてください。

ダッコルト
グスケットとダッコルトの違いを徹底レビュー。口コミで評判なのはどっち?抱っこ紐アドバイザーがお伝えします使いやすいと人気のグスケットとダッコルトの抱っこ紐。使い方や見た目のデザインはほぼ一緒なので購入に悩む方も少なくありません。そこでグスケットのANAYOサポートバッグとママイトのダッコルトを徹底比較。ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。...
適応体重12ヵ月から48ヵ月(約18Kg)

③トンガフィット

究極コンパクトなフランスのおしゃれなスリング。

コンパクトなため長時間利用には不向きですが、ちょこっと抱っこには便利なスリング。

自身にあわせたサイズを購入する必要があるためパパ、ママの身長差がある場合共有できないのがデメリットです。

トンガ・フィット
トンガ・フィットは超コンパクト抱っこ紐。ちょこっと抱っこにオススメ!フランス産まれのおしゃれな抱っこ紐「トンガ・フィット」。食パン1枚分という軽さと、ジーンズのポケットにもおさまるサイズが特徴の抱っこ紐です。そこで今回「トンガ・フィット」を実際に試してみました。短時間の抱っこはなんとかできますが、肩への食い込みが痛くて長時間は無理でした。また安定性という点でも少し心配が。ママよりも体格の良い男性向きの抱っこ紐だなというのが感想です。...
適応体重7ヵ月から3歳(15Kg)

④フェリシモ 抱っこ紐

フェリシモの抱っこ紐は、小さくコンパクトにたためて、鞄の片隅に入れておくことができるコンパクト抱っこ紐。

赤ちゃんの抱きいれもすごく簡単なので、ちょこっと抱っこに最適です!

フェリシモは、首座り以降~10キロぐらいまでが目安です。使いやすいのですが、使える期間が短いのがデメリットです。

フェリシモ抱っこ紐
フェリシモの抱っこ紐を使ってみたよ!いつからいつまで使える?使い心地や口コミをレビューカタログ通販で有名な「フェリシモ」。その「フェリシモ」からコンパクトで使いやすく、リーズナブルな抱っこ紐「抱っこひも」が販売されています!ただ通販かオンラインのみでしか購入できません。ちょっと不安という方向けにフェリシモの抱っこ紐のメリット、デメリットなども含め、使用感をお伝えします。...
適応体重首座り後(約4か月)~身長約75cm、体重約10kgまで

⑤モンベル 抱っこ紐

一時期売り切れが続出したモンベルの抱っこ紐。

超軽量でコンパクトで持ち運びが非常に楽。なのに長時間抱っこにも対応とまさしく抱っこ紐の神のような存在として大ブームになりました。

港区ママ
港区ママ
モンベルは現在はブームは下火になったけど、持ち運びの便利さから旅行などに最適です。
モンベル抱っこ紐
モンベル抱っこ紐を徹底レビュー。デメリットや口コミを知りたい人必見。モンベルポケッタブルベビーキャリアを購入。2泊3日の旅行に使用してみました。結果、非常に軽いため持ち運びに便利で、重宝しました。コンパクトで持ち運びには良い反面、長時間の抱っこには疲れてしまうことも。モンベルポケッタブルベビーキャリアのメリットデメリットを紹介します。...
適応体重対面抱き:腰がすわってから(6カ月位)~13Kg(24カ月ぐらい)
おんぶ:腰がすわってから(6カ月位)~15Kg(36カ月ぐらい)
抱っこの種類対面、おんぶ

⑥ノースフェイスの 抱っこ紐

2021年秋発売以来大人気の抱っこ紐。軽くて丈夫で、撥水加工もされている上、生地が柔らかいのが特徴。

生地が薄いにもかかわらず負荷分散も高く、ホールド感もあり満足度の高い抱っこ紐です。

モンベルと比較検討する人が多いです。

ノースフェイス
【辛口レビューあり】ノースフェイス抱っこ紐の口コミは?売り切れ続出の理由とは?大人気のノースフェイスの抱っこ紐。在庫がなくなって品切れ状態も少なくありません。念願のノースフェイスの抱っこ紐が手に入ったので、今話題の抱っこ紐についてレビューしましす。...
適応体重対面抱き:首座り(4ヵ月)から13Kg(24ヵ月)まで
おんぶ:首座り(4ヵ月)から15Kg(36ヵ月)まで
抱っこの種類対面、おんぶ

まとめ

今回紹介した以外にもまだまだ、たくさんに抱っこ紐があります!

抱っこ紐選びに困ったらぜひ困ったら、コメント欄にもお悩み事を書いてくださいね!

抱っこ紐選びをお手伝いさせていただきます。