抱っこ紐

「抱っこ紐が難しい」悩みは前バックルで解決。体が硬い人や初心者におすすめの抱っこ紐6選。

前バックル

抱っこ紐アドバイザーの港区ママ(@minatokumama)です。

赤ちゃんとのおでかけや寝かしつけに必要な抱っこ紐。

抱っこ紐というと、エルゴのような背中にバックルがある抱っこ紐をイメージする人が多いのではないでしょうか。

0歳児のママ
0歳児のママ
エルゴを試着したら、体が硬くて背中のバックルに手が届かなくて難しかったんです。もっと簡単に抱っこできる抱っこ紐はありませんか?
港区ママ
港区ママ
それなら前バックルの抱っこ紐がおすすめだよ!前バックルは後ろバックルと比較して簡単に装着できるのが魅力だよ。またバックルのないタイプの抱っこ紐も紹介するよ。

今回は後ろバックルが難しいと思っている人や、体の硬い人におすすめの前バックルの抱っこ紐を紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな人におすすめ

  • 前バックルの抱っこ紐を探している人
  • 体が硬い人
  • 後ろバックルの抱っこ紐が難しいと感じている人

抱っこ紐が難しい理由

キャリ―タイプの抱っこ紐で装着が難しいと感じる理由は、

後ろ(背中)のバックル

にあります。

後ろ(背中)のバックルの場合、手が届きにくかったり、赤ちゃんを落としそうになってしまったりということもあります。

港区ママ
港区ママ
私も初めてエルゴを練習した時、1ヵ月の娘を危うく抱っこ紐から落としかけました。

その原因は後ろ(背中)バックル。

背中に手を持ってきて両手でバックルを留めるので、片手で赤ちゃんを支えながらバックルをとめることできないからです。

0歳児のママ
0歳児のママ
体が硬いから後ろに手届かないし、赤ちゃん落としそうでこわいんだよね。。きっとみんな慣れれば簡単なんだろうけど。。

後ろバックルということが、抱っこ紐を使う難易度を高めています。

前バックルの抱っこ紐のメリット

そんな後ろバックルの悩みを解決できるのが前バックルの抱っこ紐です。

前バックルの抱っこ紐は、体の前側だけで装着できる抱っこ紐です。

赤ちゃんが落下する危険性が少ない

赤ちゃんを抱っこして支えながら手前でバックルを留めることができます。

そのため、赤ちゃんを片方の手で支えながらバックルを留めることができるので、赤ちゃんを落としてしまうという危険性が少ないのが特徴です。

また、背中にバックルがないので、体の硬い人でも簡単に着けることができます。

港区ママ
港区ママ
後ろバックルに不安があるなら前バックルをおすすめします。

コートを着たままでも抱きおろしが簡単

前バックルの抱っこ紐はコートやアウターを着たままでも子どもの抱きおろしができるのできるというメリットもあります。

後ろバックルの場合、コートを毎回脱がないとショルダーベルトが外せません。

一方、前バックルはそのまま前のバックルを外すだけで赤ちゃんが降ろせるので、外出先や公園などでベビーカーに乗せたり、ベビーカーから抱いたりというのが簡単です。

おんぶが比較的簡単

前バックルの抱っこ紐は、前バックルは閉じたまま、おんぶに切り替えることが可能です。

そのため初心者でも簡単におんぶに切り替えることができます。

港区ママ
港区ママ
おんぶへの切り替え時に赤ちゃんの落下する危険性が低いので安全性が高いよ。

消費者庁でも後ろバックルの抱っこ紐で落下事故があるということで、気を付けるようにと注意をよびかけています。

前バックルのデメリット

それでは前バックルのデメリットについておつたえします。

装着に時間がかかるものも多い

前バックルの抱っこ紐は、バックルを留めなくてはならない箇所が多いものが主流です。

例えばベビービョルン「ハーモニー」だとバックルの位置が4カ所、一方、エルゴ「オムニブリーズ」が後ろのバックルが1カ所と比較する留める箇所が多いのがわかります。

そのため赤ちゃんを抱きおろしする際に時間がかかるというデメリットがあります。

使える期間が短い

前バックルの抱っこ紐は、その構造上使える期間が対面抱っこで2歳、おんぶで3歳と比較的短いものが多いのが特徴です。

エルゴなどが対面抱っこでも4歳(20キロ)近くまで使えるのと比較すると短いのがデメリットです。

大き目のお子さんだと早く使えなくなってしまう可能性があります。

港区ママ
港区ママ
実際抱っこ紐は2歳ぐらいまでしか使わない人が多いけど、大き目のお子さんだと早く使えなくなっちゃう可能性もあります。

おすすめの前バックル抱っこ紐4選

それではおすすめの前バックル抱っこ紐を紹介します。

今回紹介する前バックルの抱っこ紐は以下の4つです。

  1. ベビービョルン ミニ
  2. ベビービョルン ハーモニー
  3. nuna cudl(ヌナカドル)
  4. アンジェレッテ

ベビービョルン ミニ(MINI)

新生児におすすめなのが、ベビービョルンミニ。

新生児から長く使える抱っこ紐もありますが、やはり小さい赤ちゃんには、このMINIの方が抱っこ紐に埋もれてしまう可能性も少なく、使いやすいです。

はじめてのお子さんでも前バックルで安心、安全に抱っこできます。

すべてのバックルを外すことができるので、寝てしまった赤ちゃんでも起こさずに下ろすことができます。

腰ベルトがないため、装着もあっという間にできるのも特徴です。

ベビービョルンミニ
ベビービョルンミニは新生児に使いやすいと口コミで評判。一方、注意すべきデメリットとは!評判などをレビューベビービョルンミニ(MINI)の抱っこ紐は抱っこ紐初心者でも抱っこが簡単にできる新米ママにおすすめの抱っこ紐。今回はそんなベビービョルン、ベビーキャリアミニのメリットだけではなく、デメリットや、使い方、口コミなどもレビューします。...

少し大き目のお子さんには腰ベルトがあるMOVEもおすすめです。

ベビービョルン ハーモニー

エルゴとベビービョルンはエルゴと比較検討される人も多い抱っこ紐。

その中でも人気の抱っこ紐が、最上級モデルの「ハーモニー」

対面抱っこは、新生児から24ヶ月(体重13kg)まで使うことができます。

抱っこの種類は対面抱っこ(ハイポジション)、対面抱っこ(ローポジション)、前向き抱っこ、おんぶの4種類。

ハーモニーには抱っこ紐全体の丈を調節する機能があるので、赤ちゃんが小さいうちから安心して使うことができます。

ベビービョルンハーモニー
ベビービョルンの抱っこ紐ハーモニーとは?口コミやメリット、デメリットをお伝えします。ベビービョルンの最上位モデル「ハーモニー(HARMONY)」。その特徴や、みんなの口コミを抱っこ紐アドバイザーが実際に試しながらレビューします。...

ただ、ハーモニーは長く使えるというだけあって新生児には大きくて使いにくいという声もあります。

新生児から抱っこ紐を使いたい人には、やはり「ベビービョルンミニ」がおすすめです。

nuna cudl(ヌナカドル)

nuna(ヌナ)はオランダ発のベビーブランド。

そのnuna(ヌナ)の中で人気の抱っこ紐が「cudl(カドル)」す。

対面抱っこは新生児から2歳まで、おんぶなら3歳まで使うことができます。

抱っこの種類は対面抱っこ(乳児用ブースター使用)、対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶの4種類です。

ヌナ カドルの大きな特徴は、前バックルがマグネット式であること。

バックルを近づけるだけでカチッとロックされるので、力を入れなくてもスムーズに装着することができます。

港区ママ
港区ママ
マグネット式なので、軽い力でバックルをはめることができます。

また、ウエストベルトがマジックテープ式になっているのも特徴。

マジックテープはヒップシートで多く採用されていますが、キャリータイプで使われているのは珍しいです。

ベルトの細かい調整が必要ないため、パパママ兼用で使いやすいですよ。

ヌナカドル
nuna(ヌナ)の抱っこ紐 cudl(カドル)の口コミをレビュー。体格の大きい人にもおすすめ!マグネット式の前バックルという特徴のヌナ(nuna)カドル (cudl)。オランダ発ブランドの抱っこ紐です。体格の大きい人や体の硬い人からも使いやすいと評判です。エルゴとベビービョルンの良いとこどりという口コミもあります。...

アンジェレッテ ベビーキャリアオール

アンジェレッテは日本の老舗抱っこ紐メーカーであるラッキー工業が展開している抱っこ紐ブランド。

日本人の体型に合わせて作られているので、小柄な人でもフィットしやすい抱っこ紐になっています。

アンジェレッテの抱っこ紐は4種類あります、全て前バックルの抱っこ紐となっています。

その中でも人気の抱っこ紐が「ベビーキャリアオール」です。

対面抱っこは新生児から2歳(24ヶ月)まで、おんぶなら3歳まで使うことができます。

抱っこの種類は対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶ、チェアベルトの4種類です。

港区ママ
港区ママ
チェアベルトとして使える抱っこ紐は貴重です。外食の多い方は必見の抱っこ紐です。

アンジェレッテの抱っこ紐は、抱っこと装着が別でできるセパレート構造。

先に抱っこ紐を装着してしっかり調整してから抱っこできるので、初心者の人でも使いやすいですよ。

前バックルは片手で外しやすい回転バックルになっているのも特徴です。

また、抱っこ紐を使わないときは、くるくる丸めてホックで留めると、ウエストポーチのように小さく収納することができますよ。

アンジェレッテの抱っこ紐、口コミから見るデメリットとは?購入前にしっておきたいこと使いやすいと人気急上昇中のアンジェレッテの抱っこ紐。今回はアンジェレッテの抱っこ紐の特徴とやラインナップである、ベビーキャリアオール、クアトロエアー、クアトロエアー3.2の商品の違いについてレビュー。口コミも掲載しているので抱っこ紐選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。...

前バックルの抱っこ紐のスペック比較

体の硬い人でも簡単に着けられる前バックルの抱っこ紐はとても魅力的ですよね。

今回3つの抱っこ紐を紹介しましたが、それぞれ使える時期や抱っこの種類が異なります。

わかりやすくスペックを比較してみましょう。

ベビービョルン
ハーモニー
ヌナ カドルアンジェレッテ
ベビーキャリアオール
対面抱っこの期間対面抱っこ:新生児〜24ヶ月(体重13kg)まで対面抱っこ:新生児〜2歳頃まで対面抱っこ:生後14日~24ヵ月(13Kg)
適応体重3.2kg〜15kgまで3.5kg〜16kg3.2kg〜15kg
抱っこの種類対面抱っこ(ハイ・ローポジション)、前向き抱っこ、おんぶ対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶ対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶ、チェアベルト
本体重量約892g1.23kg(肩ベルトカバー、スタイ付)880g
ウエストサイズ約67〜160cm
(ヒップサイズ)
60〜145cm68〜140cm
価格31,900円27,280円21,780円

背中のバックルがない抱っこ紐

前バックルの抱っこ紐の他に、背中のバックルがない抱っこ紐もあります。

背中にバックルがないので、体の硬い人でも安心して装着することができますよ。

キューズベリーNICO

キューズベリーNICOは日本人の体型に合わせて作られた日本製の抱っこ紐です。

見た目もかっこよくておしゃれなのでパパでも違和感なく使うことができます。

最大の特徴は前開きファスナーになります。

赤ちゃんの背中にあたる部分にファスナーがついており、そのファスナーを下ろして赤ちゃんを迎え入れるだけで装着ができます。

背中のバックルがないので、体の硬い人にもおすすめです。

適応体重は以下。

対面抱っこ月齢4ヶ月〜24ヶ月、体重5.5〜13kg
おんぶ月齢6ヶ月〜36ヶ月、体重6.5〜15kg

対面抱っことおんぶができますが、前向き抱っこはできません。

新生児から抱っこ紐を使いたい場合は、新生児に特化した抱っこ紐「キューズベリーZERO」が販売されていますよ。

キューズベリーNICOの詳しい記事はこちら!

キューズベリー
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ベビーラップの抱っこ紐

ベビーラップは布で赤ちゃんを包むタイプの抱っこ紐のことです。

ベビーラップは大きく2種類に分類することができます。

  • Tシャツのように着るタイプ(コニー、スモルビ、ポグネーなど)
  • 1枚布のベビーラップ(ボバラップ、へこおび、ディディモスなど)

コニーのようなTシャツタイプの抱っこ紐はとにかく装着が簡単。

洋服のように着るだけなので、すぐに抱っこすることができます。

背中にバックルもないので、体の硬い人でも安心ですよ。

1枚布タイプのベビーラップは巻き方によって自分の体型や赤ちゃんに合った抱っこができるのが特徴です。

布を巻きつけるので、装着に時間がかかることと、ある程度慣れるまで練習が必要な点がデメリットです。

ベビーラップの詳しい記事はこちら!

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まとめ

今回は体の硬い人でも着けられる、前バックルの抱っこ紐を紹介しました。

前バックルの抱っこ紐は体の前側だけで装着が完了するので、コートなどの上着を着たままでも赤ちゃんの乗せおろしができる点も魅力です。

抱っこ紐によって使用期間などが異なるので、目的に合わせて選んでみてくださいね!

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