港区ママ(@minatokumama)が以前お世話になった抱っこ紐講座で、「ヒップシートを使うなら」としておすすめとして紹介されたのが、ポルバンのヒップシート型抱っこ紐。
その理由はというと
日本のメーカーが開発しているから日本人(アジア人)の赤ちゃんにとって座りやすい形をしている
ポルバンのヒップシートの台座部分は日本人の赤ちゃんにとって快適な形をしているそう!外国製のものは、赤ちゃんにとっては大きすぎることもあるので要注意といわれました。
ちなみにわたしも、ポルバン愛用歴3年のポルバンラバーです。
そこで今回は、抱っこ紐講座の先生も大絶賛するポルバンについてまとめました!
この記事はこんな人におすすめ!
- ポルバンアドバンスがおすすめの理由
- ポルバンベーシック(旧型)とポルバンアドバンス(新型)の違い
- ダブルショルダー、シングルショルダーどちらのほうが良いか
ほかのヒップシートと比較したい人は以下記事もおすすめです。
ポルバン(POLBAN)のヒップシートとは
1934年(昭和8年)創業の日本の老舗おんぶ紐メーカー「ラッキーインダストリーズ」が開発した、ヒップシートというウエストポーチタイプの抱っこ紐です。
ポルバンヒップシートの使い方
使い方は簡単。ウエストポーチのように腰にまき、その上に子供を乗せるだけ。
エルゴ―などの抱っこ紐のように、バックルを何カ所も留めてという作業がないので、着脱も2秒で完成。子供を乗せたり降ろしたりも簡単です。
あわせて、別売りのショルダーパーツを購入することで子供が寝てしまっても体を支えることができます。
ポルバンヒップシートの対象年齢
ポルバンヒップシートの対象年齢は、首座り(4ヵ月)から3歳(体重15キロ)ぐらいまで。
抱き方によって対象年齢が異なります。
対象月齢【ヒップシートのみ】 | 対象月齢【ダブルショルダー使用】 | |
対面抱っこ | 腰がすわる(7ヵ月)頃から24ヵ月(体重約13kgまで) | 首がすわってから(4ヵ月頃)から24ヵ月(体重約13kgまで) |
前向き抱っこ | 腰がすわる(7ヵ月)頃から24ヵ月(体重約13kgまで) | |
腰抱っこ | 腰がすわる(7ヵ月)頃から~36ヵ月(体重約15kgまで) | ー |
ダブルショルダーを使うことで首座り4ヵ月ごろから使用開始が可能です。
「対面抱っこ」と「前向き」は子供を乗せる台座の部分を親の体の中心にしますが、「腰抱っこ」は親の中止から左か右に少しずらした位置で抱っこする抱っこ方法をいいます。
赤ちゃんが2歳すぎて背が高くなると、前ダッコをすると、頭の位置が高くなって前方がみにくくなります。そのため、左か右どちらかに少し座る位置をずらすた「腰抱っこ」をすることによって前方が見易くなるのです。
ポルバン(POLBAN)ヒップシート購入の注意点!
2021年5月現在、販売中のポルバンヒップシートは以下2種類。
サイトで購入の際には旧型など記載がないことが多いため要注意です!誤って旧型を買ってしまったという人も出ています。間違いないように気を付けてくださいね!!
・ POLBAN BASIC(ポルバンベーシック)→旧型
・POLBAN ADVANCE(ポルバンアドバンス)→新型
ポルバンベーシックと、ポルバンアドバンスの性能の比較
ポルバンアドバンス(新型)はポルバンベーシック(旧型)の後発モデルです。
ポルバンベーシック=旧型ポルバン、ポルバンアドバンス=新型ポルバンとよばれています。
比較表
ポルバンベーシック(旧型) | ポルバンアドバンス(新型) | |
大きさ | 本体:高さ17cm(コンパクト) | 本体:高21.5cm(大きめ) |
重さ | 340g~450g | 480g~(素材による) |
着用感 | 長時間利用で腰に負担がかかる場合も | “快適クッション”一番荷重がかかる下腹部への負担を軽減 |
子供の安定感 | ずり落ちやすい | 座面の角度・滑りにくいシート・ずり落ち防止クッション。 |
収納 | 小さな子ども用の靴やお財布、タオル等入る | サイドにポケットがつくなど、収納が増加 |
対応ウエスト | 62cm~105cm | |
付属品 | ダブルショルダー:4ヶ月~2歳向け シングルショルダー:7カ月~3歳向け | |
価格(税込み) | 7,150円 | 9,900円 |
発売当初ポルバンアドバンスは本体とダブルショルダーがセットでの販売でしたが、現在はダブルショルダーとシングルショルダーが別売りとなっています。
ポルバンアドバンスの特徴
ポルバンアドバンスの特徴を、ポルバンベーシックと比較しながらお伝えしていきます。
台座部分の角度があがって赤ちゃんが後ろにずり落ちにくい
ポルバンアドバンス(新型)はポルバンベーシック(旧型)と比較すると台座部分の角度が高くなっています。
座面の違い
左がポルバンベーシック、右がポルバンアドバンスです。
赤ちゃんがすわる台座の部分に関してもポルバンベーシック(左写真)が何も滑り止めのクッションがないのに対して、ポルバンアドバンス(右写真)には台座の部分のお尻がずりおちないような出っ張ったクッションがあります。
収納力の向上
ポルバンアドバンスからベルト横に収納袋がつくようになりました。
こちらの収納袋の大きさは15.5×13㎝。ジッパー式になっています。小物類を入れるのに便利。
この投稿をInstagramで見る
下腹部への負担を軽減
ポルバンアドバンスはママやパパが抱っこする時にあたるお腹の部分のクッションを増やしているため、お腹へのあたりや負荷を軽減してくれています。
バックルを外すときの音が静音仕様に
ポルバンアドバンスになり、旧モデルのバックルを外すときのファスナーの音が静かになりました。
ダブルショルダー、シングルショルダーどちらを選ぶといいの?
付属品としてダブルショルダーとシングルショルダーがありますが、どちらを選んだらよいのでしょうか。そこでダブルショルダーとシングルショルダーを比較してみました。
ダブルショルダー | シングルショルダー | |
イメージ | ||
価格(税込み) | 4,400円 | 2,200円 |
重量 | 約350g | 約150g |
対象年齢と抱き方 | ・首がすわった乳幼児(4ヶ月)~2歳向け ・対面、前向き | ・腰がすわった乳児期(7ヵ月頃)~3歳(体重15Kg)向け ・対面、前抱き、腰抱き |
特徴 | ・両手が自由に使える ・肩が楽 ・子供が寝た時にもしっかり支えられる | ・手軽 ・両手を離すと落ちる可能性もあり ・不安定なため補助的な役割 |
ダブルショルダーは子供をしっかり支えることができるため、小さなお子さんでも比較的安心ですが、重さボリュームともにあるため手軽さはありません。
シングルショルダーは軽くかさばらないため大変手軽ですが、あくまで親が赤ちゃんの体を手で支えるのを補助するだけなので両手を離すと危険です。特に子供が寝てしまった時などは頭が後ろに傾きやすく転落に注意する必要があります。
ポルバンが優秀な点はシングルショルダーでもダブルショルダーでもヒップシート部分に収納できるっていうこと!
尚、ショルダーを収納した場合、台座下の収納はそれでパンパンになるので、他の荷物は入りません。
ダブルショルダーもシングルショルダーも新、旧ポルバンともに共通仕様です。
すでにポルバンべーシック購入の際にダブルショルダーやシングルショルダーを購入した人は、ポルバンアドバンスに買い替えてもショルダー部分は利用できますよ!
ポルバンアドバンス、ベーシックどちらが良いの?
ポルバンベーシックの方が安いですが、新しく購入するなら圧倒的にポルバンアドバンスがおすすめ。口コミでもポルバンアドバンスをおすすめする声がおおいです。
- 腰などへの負担が軽減されている
- 子供がずり落ちにくいから抱っこしやすい
- 収納力がある
ただ、なるべく軽いヒップシートが良いというのであれば、ポルバン旧型の「リップストップ」がおすすめです。
重さは340グラムとかなり軽いので持ち運びに便利。値段もアドバンスより2,000円ほど安いという魅力もあります。
ポルバンを購入できる店舗は?
ポルバンを購入できる直営店は東京自由が丘に一か所あります。直営店の「LUCKY BABY STORE JIYUGAOKA」では、商品の説明、試着、レンタル、購入まで行うことができます。
名古屋店:名古屋ではラッキーインダスストリーズの抱っこひもを試着・購入できる「LACKY BABY STORE NAGOYA」がおやこカフェ「もんもの木」店内にあります。完全予約制なので、まずは問い合わせしてみてください。
その他現在取り扱い店舗は以下です。
・赤ちゃん本舗
・イオン
・トイザラス/ベビザラス
・西松屋チェーン
・バースデイ
・百貨店
ただし、取り扱い店舗によっては、カラーや商品に限りがあるので事前に問い合わせましょう。オンラインショップで購入したほうが、バリエーションは豊富です。
ポルバンを試着したい!
ポルバンを購入する場合、オンラインの方がバリュエーションは豊富にそろっており大変おすすめですが、実際に使って試してみたいという人のために10日間1100円の有料レンタルもあります。
ポルバンヒップシートのメリット、デメリットのまとめ
ポルバンヒップシートのメリット、デメリットをまとめました。
メリット
- 子供を抱いたり、降ろしたりが楽ちん
- 抱っこ紐を拒否する子供でもヒップシートなら座ってくれる可能性がある
- 抱っこ紐に収納がついている
ヒップシート(ポルバンアドバンス)導入しました。
対象月齢まだ先ですが、コニー完全拒否だし、首座るの早かったし、親が支えてれば座るし、成長曲線飛び抜けててだいぶ重くて首腕背中腰が限界😭危ないので、対象月齢近くなるまでは家で気を付けて使います☺️
— May🐱3m←40w5d(2/15)🎀ICSIベビー (@_MAY_YAM_202102) May 28, 2021
デメリット
- 台座部分大きく持ち運びは荷物になる
- 腰で支える構造なので、腰への負担はかかる
ポルバンヒップシートのおすすめの購入時期、使い方は以下になります。
・子供が歩き出した
・エルゴ―などの従来の抱っこ紐を嫌がるようになった
・歩きたい、抱っこしてほしいを繰り返すようになった
・抱っこ自体を楽にしたい
子供は1歳をすぎ歩きはじめると自分で歩きたい、やっぱり抱っこもしてほしいとその繰り返しをする時期がきます。車や公共交通機関に乗せるためにちょこっと抱っこという場合もでてきます。そのような場合にヒップシート型の抱っこ紐は大変おすすめです。
ポルバンヒップシートに興味があれば購入前に一度レンタルして試してみてはいかがでしょうか。
肩紐はいらない!ヒップシートのみでいいという人はTushBabyもおすすめ。
もっと安いヒップシートを探しているなら、ケラッタも!