ミニベッドよりさらにコンパクトな「そいねーる」。
「部屋が狭くベビーベッドを置くスペースが限られる」
「ベッドだけど赤ちゃんと添い寝したい」
「リビングの昼寝用に」
「そいねーる」は上のようなニーズに答えたベビーベッドです。
わたし(@minatokumama)もマンション住まいのため、そいねーるのコンパクトとさと、大人のベッドにつなげて添い寝もできるという機能に魅了され、購入を検討。
ということで今回は、「そいねーる」を検討したけど、購入をしなかった理由と、また購入した人の口コミなどを集めました。
「そいねーる」の購入検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
この記事はこんな人におすすめ
- なるべくコンパクトなベビーベッドを探している
- ベッドだけど添い寝をしたい
- 「そいねーる」の購入に悩んでいる
「そいねーる」について
「そいねーる」は大人のベッドにぴったりくっつけることができるベビーベッド。
ぴったりくっつけられることで、赤ちゃんの寝るスペースと大人の寝るスペースを確保でき、安全な添い寝を実現できるということで話題のベビーベッドです。
大きさもかなりコンパクトなので、ベビーベッドを置くスペースに限りがある家庭でも使うことができるすぐれもの。
赤ちゃんが小さいうちは、どうしても夜中に授乳が必要だったり、トントンしてあげる必要があったりと添い寝が必要な場合も少なくありません。
ちなみに大人用のベッドにそのまま寝せるという人もいるようですが、大人ベッドマットは赤ちゃんに柔らかすぎたり、一緒に寝ているパパやママがあやまって覆いかぶさり窒息などの危険性も否めません。
その点で、「そいねーる」は大人と赤ちゃんのベッドの境界線を上手に作り、安全に添い寝ができるという点でが特徴のベビーベッドになります。
ソイネ―ルの大きさは?スタンダードと比較
「そいねーる」で気になるのはその大きさではないでしょうか。
そこで、「そいねーる」の大きさを「ミニサイズのベビーベッド」「通常のベビーベッド」と比較してみました。
この三種類を比較してみると、以下のようなサイズ感になります。
尚、以下のイラストは内径を基準に作成しています。外枠があるのでベビーベッドの種類によってこちらの図より少し大きくなります。
「そいねーる」は2021年に「そいねーるⅢ」となり、「そいねーる+MOVE」のコンパクトサイズの公式での販売はなくなりました。
6歳まで使える「そいねーるⅢ」は、長さが130×横幅45センチとなります。長さはスタンダードサイズのベビーベッドより長くなります。
▼そいねーるⅢを上からみるとこんな感じです。
尚、もし6畳の洋室にダブルベッドと通常のサイズのベビーベッドを配置すると以下のようなイメージになります。
右下の図はタンスをイメージしています。
通常のベビーベッドを六畳の部屋に置いた場合は、かなり圧迫感が感じられるでしょう。
一方ミニベッドであれば、少しコンパクトになった分だけ圧迫感が減ります。そのため、マンション住まいや、部屋が狭い場合にはミニサイズのベビーベッドが比較的人気です。
「そいねーる」の場合、部屋への圧迫度は減りますが、横幅はかなり狭いので寝返るスペースはないでしょう。
そいねーるの組み立て
そいねーるの組み立ては少し手間がかかります。
一番大変なのは、下の口コミでもありますが、大人のマットにしっかりつけるためにベルトで固定させるのですが、その際マットレスの下を通す必要があります。
ベッドの大きさにもよりますが、ダブルサイズのマットだとかなり重いので二人がかりで行う必要があるでしょう。
わたしが「そいねーる」を買わなかった理由
わたしは第二子誕生以降、「そいねーる」はかなり気になっており、実物の下見やネット上での口コミなど様々なサイトを調べて情報収集しました。
しかし、結局わたしは購入には至らず、実際購入したのはカトージのミニベッドでした。
購入に至らなかった理由。
それは、
大人のベッドとつけるとはいえ、幅45センチは、小さすぎて赤ちゃんを入れても単独で使うにはあまりに窮屈に思えました。
またベッドのサイズが特殊なので、それにあったサイズのシーツなどを購入する必要があり、布団などが限られてしまうという点もネックに。
- 単独で使うには横幅が狭すぎる。前提として大人のベッドとくっつけて利用しなくてはならない
- 布団のサイズが特殊
すでにわたしの場合ミニサイズのベビー布団を持っていたので、新たにベビー布団を買うのがもったいないという理由もあげられました。(もちろん折り曲げて使おうと思えば使えないこともなかったのですが。。)
結果娘は、ミニサイズのベビーベッドに寝かせましたが、1歳過ぎると、寝返りがひどく、朝起きたら頭と足が逆になっているなんていうことがザラ。夜中に、ベビーベッドのあちこちに頭や体をぶつけまくっています。
もし「そいねーる」だったらどうなるでしょうか。親のわたしのほうまで進出は必須。下手すると反対側や下から落ちてしまうということだってあるかもしれません。
ということ以下がわたしの感想です。
実際に買った人の口コミ
では実際に「そいねーる」を購入した人の口コミをまとめてみました。
メリット
実際に使った人の口コミの多くは「満足した!」「買って良かった」というものが多く見受けられました。
とにかく、コンパクトであるため普通ならベビーベッドを諦めなくてはならない状況でもおけるということ。
大人が大きなサイズのベッドを使用している場合、大人のベッドを買い替えも考えなくてはなりませんが、「そいねーる」なら買い替えなくても部屋におけるということが決め手となったという口コミもありました。
・極小住宅でもおける
・もともとある大きい大人(クイーンサイズ)のベッドを処分せずにおけました
・授乳寝かしつけが楽
・4歳までは少し厳しいかと思いますが、現在2歳の子供でも使用できています
やはり、寝かしつけの時や授乳に便利というメリットも大きいようです。普通のベビーベッドで寝かしつけに苦労していたけれども、「そいねーる」を購入して寝かしつけがらくになったという口コミもありました。
通常のベビーベッドは大体2歳までの使用が目安として作られています。
一方「そいねーるⅢ」を購入した場合、対象年齢が6歳までと大きくなるまで使えるのがポイントです。
「そいねーる」のデメリット
「そいねーる」を実際に使っている「そいねーる」ユーザーが口コミに投函したデメリットをまとめました!
①大人側のベッドの柵のみしか開閉できない
基本的に添い寝を想定したつくりのため、一方の面しか開きません。毎回自分のベッド側から寝かせるしかないので、子供から寝てから運び入れるのが大変
②大人とのベッドの固定が難しい
きちんと固定するために大人とベッドの間のベルトをぴんと張る必要がありますが、これが思ったより大変。(大人のマットレスの下を通す必要があります。)固定用プレートもぐらついてきて、外れやすいなどというデメリットがあります。
③大人用のベッドとの間に小さな隙間ができる
隙間ができないようにベルトを張りますが、使っているうちにずれてきて隙間ができてきやすくなります。
赤ちゃんの頭が挟まるほど大きな隙間ではないので安全面では問題ありませんが、小さな脚だとはまってしまう可能性があるので注意が必要です。
④ベッド下の収納の物が取り出しにくい
「そいねーる」の下は収納できるようになっていますが、足元の扉は小さく物の出し入れは面倒だという声が多く聞かれました。
「そいねーるⅢ」のスペックまとめ
現在もともとあった「そいねーる+ムーブ」という「そいねーるⅢ」より長さが短いタイプのベッドは公式サイトからなくなりました。
そのため現在販売されているのは「そいねーるⅢ」のみになります
そいねーるⅢ | |
対象年齢 | 0歳から6歳まで |
大きさ | 幅51.5×長さ96.9㎝ |
価格(税込み) | 33,000円 |
マットレス | 専用マット付き |
掛け布団等セット(税別) | 17,600円 |
「そいねーる」は特殊サイズのため、赤ちゃんに必須の防水シーツなど市販品が合わないため、専用布団などを買う必要があります。
こんな人に「そいねーる」満足度の高い商品!
「そいねーるⅢ」はちょっと特殊な規格のベビーベッド。
そのため、こんな人にはおすすめです。
- どうしても赤ちゃんと添い寝したい
- ベビーベッドを置くスペースが限られる
ただ1歳過ぎると赤ちゃんって寝返りも自由自在になりかなり動きます。ベビーベッドでも頭と足が逆に寝ていたり、布団だと布団から落ちて部屋の隅で寝ていたり。
そのため、もしスペースがあるのであれば、1歳半すぎたら子供用のベッドで寝るか、布団で家族で寝るほうが、子供ものびのび寝られます。
もしちょっとの間だけ添い寝がしたいというのであれば、レンタルも視野にいれるのもおすすめですよ!
小さいうちだけのレンタルなら旧バージョンの「そいねーる+ムーブ」がおすすめ。「そいねーるⅢ」より縦が短く、キャスター付きで移動ができます。
デメリット③の
「頭などが挟まる大きさではありますが、脚ぐらいだと挟まる可能性があるので注意が必要です。」は、
「頭など‘は’挟ま‘らない’大きさではありますが、脚ぐらいだと挟まる可能性があるので注意が必要です。」の間違いでしょうか。
それから「寝せる」はどこかの方言ですか?
方言でなければ「寝かせる」または「寝させる」の誤字でしょうか。
どうもご指摘ありがとうございます!
おっしゃるように、頭は挟まりません。。。頭が挟まるような大きさではありませんが、小さな脚だと挟まってしまう可能性があるということをお伝えしたかったです。修正させていただきます!
また「寝せる」について、ご指摘いただき調べました。おっしゃる通り「寝かせる」という方が多いようですが、「寝せる」という言葉も使う人がいるということ。地域色もあるようです。
わたしは名古屋出身なのですが、「娘を、ねせといて~」と使っています。
https://www.ytv.co.jp/announce/kotoba/back/1601-1700/1666.html
ただ辞書でも「寝せる」はあるので間違いにはあたらなさそうです。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91/content/15237_1258
さらに「寝せる」「寝かせる」の文法上の違いについては
「寝せる」は「寝る」の使役形「寝させる」の変化したもの、「寝かせる」は「寝かす」の使役形、「寝かす」は「寝る」の意味上の使役の形である。
となっています。
https://dictionary.goo.ne.jp/thsrs/1424/meaning/m0u/#:~:text=%E5%AF%9D%E3%81%8B%E3%81%99%EF%BC%8F%E5%AF%9D%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B%EF%BC%8F%E5%AF%9D%E3%81%9B%E3%82%8B%20%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E5%88%86%E3%81%91&text=%E3%80%8C%E5%AF%9D%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%AF%9D%E3%82%8B%E3%80%8D,%E4%BD%BF%E5%BD%B9%E3%81%AE%E5%BD%A2%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
ただ、一般的に「寝かせる」を使う方が多いのかなっと調べていて印象を受けましたので、「寝かせる」に修正いたします!
コメントいただき、改めて言葉の難しさに気づかされました。貴重なご意見ありがとうございました。