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義両親と長年同居しても、相続には関係しない真実_姑を介護した息子夫婦の悲劇

介護

義両親との同居。嫁の立場からは義両親との同居は、気苦労も多いものですし、気が進まない人が多いのではないでしょうか。しかし家庭の事情からどうしても一緒に住まなくてはならない場合も少なくないでしょう。同居したために、相続で家族が不幸になった人をここで紹介します。これから同居を考えている人、夫が同居したいと言っている人にぜひ知っていただきたい話です。

同居したために、自分の家がなくなる

Aさんは、地元では名士として名のある家に嫁ぎました。そのため結婚当初から夫と夫の両親と一緒に両親宅へ住みはじめました。数十年後、子供も巣立ち、年老いた義両親の面倒をみてました。

高齢になった姑は嫁を頼るように

舅が亡くなり、その後高齢になり足腰の弱った姑に、Aさんは夫とともに施設の利用をすすめました。なぜなら高齢の姑の世話をしていたAさんが心臓を悪くし、姑の世話を思うようにできなくなったからです。一軒家だったため階段の上り下りに介助も必要となった姑。しかし、施設は嫌だと姑は拒み続けました。その上、姑は自分の体が自由にならない分、さらにAさんに頼るようになりましたが、心臓の悪いAさんにも、姑を助けてあげることができない面もたくさんありました。

姑はそんな嫁を気遣ってか、不満ながらも息子や嫁には特に文句をいうことはありませんでした。そのため、嫁姑の仲はそれほど険悪には思えませんでした。

思うように世話をしてくれない嫁の愚痴をいう姑

姑は近所、親戚では評判はよく、人柄の良い優しいおばあちゃんとして皆に慕われていました。

ところが、実際は姑は息子や息子嫁に対して、自分の世話を十分にしてくれないと不満がたまっていました。また、施設にいれようとする=自分を追い出そうとしていると考え、姑は息子夫婦に対する愚痴を遠くに嫁にいった娘や、同居していないもう一人の息子夫婦に話していたのです。

遺書を残して姑が亡くなる

高齢だった姑はある日突然亡くなりました。周りからも大変慕われていたおばあちゃんだったために多くの人が弔問に訪れ立派なお葬式となりました。

Aさん自身も姑の面倒を最後まできちんと見て見送ることができ、これから夫と二人だけの生活を楽しもうと思っていた矢先でした。突然、夫の妹と弟からお母さんからの遺書をもらつたともってきたのです。

そこにはなんと、遺産を3人で分けるよう書かれていたのです。

遺書により相続が争族に

実はAさんが姑と夫と住んでいた家は、舅が亡くなってから姑の名義になっていました。

そのため姑が亡くなると、住まいを含めAさんの夫の兄弟3人で分ける必要が出てきたのです。姑は自分の貯蓄はほぼ使い果たしており、財産として残っていたのはAさんとその夫が現在住んでいる家のみでした。

生前娘に不満を漏らしていた姑。娘はそのため兄夫婦に良い思いを抱いていなかったのです。兄夫婦がお母さんをいじめたと言い張り、家の所有権を主張し始めました。

住む場所を失い、その影響は子供たちにも

Aさんもその夫も、姑が亡くなった後は自分たちが長年住んでいた家を出ていかなくてはならない羽目になるとは考えてもいませんでした。

Aさんの子供たちにとっても生まれ育った場所(実家)を失うことを意味し、将来的に実家に帰ろうと思っていたAさんの息子にとっても大きな打撃となりました。それどころかAさんの息子は自分の母親であるAさんと、父親のAさんの夫を引きとる必要が出てきたのです。しかしまだ子供も生まれたばかりで、2LDK の狭い部屋に引き取ることは現実的に難しい問題でした。

結果、兄弟で裁判問題となり、仲良し兄弟で有名だった兄弟は、骨肉の争いをすることになってしまったのです。

家賃を払わなくてすむからラッキーにはならない同居問題

親の財産を相続する場合は相続人が同居している、していないにかかわらず、平等に分けるのが原則です。そのため不動産など分けられないものは、売却して現金にしてそれを等分するという方法をとる場合も多くあります。

この家の嫁であるAさんにはもちろん相続権はありませんが、息子の夫には相続権はありました。しかし、他の兄弟は比較的現在も裕福な暮らしをしているため、まさか姑が亡くなった後、所有権を主張してくるとは思ってもいませんでしたし、Aさんの夫は自分の母親がまさかそんな遺書を残すとは思ってもいませんでした。なぜなら姑は同居している息子にすべての財産をといつも話をしていたからです。

Aさんの夫の弟からは「長年、家賃を払わなくて住めたのだからいいじゃないか。」と言われたそうです。

長年同居し、親を介護しても相続では得にならない

長年同居し、一生懸命介護しても、同居せず何もしなくも、相続には関係ありません。ただし被相続人が遺言書で、同居した人に多く財産を残すことを書き残すことは可能です。

でも姑嫁の関係が悪化した場合どうでしょうか。表面上は仲良くみえていても、感謝してくれるとは限りません。息子がお嫁さんをかばえば、自分の息子も憎らしくなるかもしれません。逆に遠く離れて、めったに遊びにこない娘の方が可愛く感じることもあるのです。

義両親限らず同居に際して相続のトラブルは多くあるそうです。「一軒家にすむ両親の面倒を最後までにみた男性が独身を理由に両親が亡くなったあと、弟家族に家を追い出されて、1K暮らしになった。弟家族としての理由は、自分たちは子供もいて大きな家が必要だが、独身である兄は一人で大きな家は必要じゃないだろう。」と。

そのような時のために、はやくから自分たちで家を別に購入して用意するなど提案している弁護士事務所などもありますが、それならなんで両親と一緒に住む必要があるのかと疑問になります。

その同居、大丈夫ですか?

義両親と同居して、夫が先に亡くなる。。。そんなことだって0ではありません。そのような場合相続権のない嫁は、家を追い出される可能性だってあるのです。

義両親との同居。現在の法律では同居したからといって住まいが保証されるわけではありません。旦那さんがもし同居の話を出したら、最悪のこともきちんと想定して同居をすすめる必要があるのです。

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