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ワンオペ育児 のりきり方

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ワンオペ育児とは

「ワンオペ育児」とはここ数年でよく聞かれるようになった言葉で、一人で仕事、育児、家事全てをになうことをあらわしています。「ワンオペ」というのは「ワンオペレーション」の略語で、飲食店などで過酷な労働を1人でこなさなくてはならない状況を指した言葉から派生した新語です。

出産後、ママとなっても働くことは普通になりました。けれども、子供がいると、必要な家事は増加し、それに加えて子供の世話もしなくてはなりません。フルタイムで働きながらそれをこなすのはパパの手伝いがないと、体力的にも精神的にもきついのは見えています。しかし、現在の日本において、政府が推進するほど男性の育児休暇がとれるわけでもないですし、残業が減っているわけでもありません。そもそも一部男性においては「イクメン」を標榜するものの、多くの男性が「したくてもできない」、「する気がない」、「できない」の状態ではないでしょうか。

結局、仕事、育児、家事の大部分の負担がママに来るというのが、全体としてはまだまだ多いのが現状です。

我が家のワンオペ育児

我が家では、パパは年中海外出張で家にほとんどいません。娘(現在2歳半)が生まれたときは、海外駐在中で日本に帰国できたのは年2回程度でした。(産まれた時、お正月、夏休み)

現在帰国し日本本社勤務になりましたが、毎月長期の出張が続き、ほぼ家にいない日が続いています。日本にいたととしても仕事が忙しくなかなか育児までお願いするのが難しい状況です。そうなると完全に一人で子育てをしなくてはいけない状態です。

夕飯の支度~寝かしつけまでの時間割

17時に退社すると保育園に子供を迎えに行き、帰宅するのは早くて18時。それからご飯を用意すると、食べ始めるのは19時頃になります。なるべく手作りのものを食べさせたかったので、出かける前にご飯の炊飯タイマーをかけ、買い物は帰宅のバスの時間によって、保育園の側のスーパーでを利用するか、自宅の側のスーパーに行くか使い分けました。娘は焼き芋と納豆が好きなので、忙しい時には、これらでおかず一品を増やし、あと簡単な炒め料理や煮物料理(煮魚、豚しゃぶ)などをします。そしてご飯を食べさせるとテレビを見せます。その間に片付け、お風呂を沸かします。20時過ぎにお風呂が沸くとお風呂に娘をいれて、お風呂を出た後、テレビを見ながら歯ブラシなど寝る支度。その間、洗濯、お風呂の掃除を終わらし22時ぐらいにようやく、娘を寝かしつけ始める。。。といった流れです。

18時  保育園から帰宅
18時半 ママ 夕飯準備
娘 TV
19時  夕食
19時半 ママ お風呂をわかす 夕飯の片づけ 部屋の片づけ
娘 TV
20時半 お風呂
21時  ママ 娘の保湿、歯磨き等
娘 TV
21時半 ママ 洗濯物、お風呂掃除
22時~ 寝かしつけ

正直、帰宅後娘と遊んであげる時間はなく、そのためテレビ大好きなテレビっ子になりました。就寝時間も22時半以降になるなど遅くなっていきました。

掃除

娘は鼻炎持ちのため、掃除をこまめにしなくてはいけません。そのため掃除機は2-3日に1度はかけるようにしています。主に夕食後、娘がテレビを見ている時間を利用してかけます。疲れた時などは食べかすの多いダイニング、汚れやすいリビングを中心にかけました。そういったとき、手軽に利用できるダイソンなどのハンディ―タイプの掃除機が大変役立ちました。

体調管理

ワンオペの中で特に大変だったもの。それは娘の体調管理でした。1歳代の娘は、熱を出すと1週間ほど保育園を休まなくてはならない状態になることも度々。主人が不在だと、交代で世話をするということもできません。また娘の風邪が自分に感染することもあります。そういう場合は本当に大変。自分の熱と闘いつつ、娘の世話をするケースもあります。保育園に行くと集団生活のためいろいろな病気にかかりやすくなります。少しでも体調がおかしいということがあれば、週末に病院につれていくようにしていました。

ワンオペの問題点はなにか

一人で育児に家事を担うということは、経験者であれば聞くだけで大変だと想像つくでしょう。でも育児をしたことがない人にとっては、なかなか理解しにくい点でもあります。そこでワンオペの問題点についてあげてみました。

休む時間がない(ママは24時間365日稼働)

子供が0歳児のころは、夜間授乳もありママはゆっくり寝る時間を確保するのが大変です。また1歳も過ぎると夜泣きが激しくなったり、また勝手に動きまわるようになり、目を離すことができなくなります。少し目を離すと、命にかかわる危険にもなりかねません。病気になればつきっきりで看病し、病院についれていきます。ママは一人で子供を24時間365日見守り、必要に応じて適切なケアをしなくてはならないのです。

思い通りにならない

子供は機械ではありません。育児は効率よくなどと言われても、効率よくは100%できないものです。オムツかえたとおもったとたんおしっこすることなんて日常茶飯事。赤ちゃんの時は抱っこしないと泣く。2歳も過ぎればイヤイヤ期もはじまり、保育園行くのもいや、ご飯食べるのもいや、お風呂入るのもいや、など日常のすべてのことを嫌がったり、夜でも公園に行きたがったり、とこちらがしてほしいことをしてくれません。その子供のわがままにすべて臨機応変に一人で対応しなくてはならないのです。

相談する相手がいない

ワンオペ育児をするということは、すべての子育てに関する悩みをママ一人で抱える可能性が高くなります。手伝うことのしない、もしくはできないパパでも精神的に支えになってくれるのならまだ良い方だと思います。しかし「しない、できない」パパの中で育児の大変さを本当に理解している人はわずかではないでしょうか。そのため相談しても気のない返事か、的を得ない返事ばかりだったりすることはありませんか。そして結局は子育ての悩みをママ一人で抱えてイライラしてしまうことに陥りやすい気がします。

ワンオペ育児でストレスをためないための方法

ワンオペ育児をしていると、どんな立派なお母さんでもストレスはたまります。子供と二人っきりでいる時間が長く、その間にすべて家の家事をこなさなくてはなりません。子供のために一生懸命もわかりますが、ママのストレスがたまりすぎればいつかはそれが爆発してしまいます。上のワンオペの問題点から考えると、それは体力面と精神面の問題点と大きく二つに分かれます。ではどうしたらそれらを解消できるか考えてみましょう。

睡眠時間の確保

どうしても削ってしがちな睡眠時間。でも人間が生活するうえで大変大事なものです。仕事でも忙しくて睡眠時間が確保できない、悩んで寝れない等があると鬱になりやすくなります。

子育てでも同様です。ですから子供寝かしつけの時に寝落ちしても良いと思います。わたしは眠くなったらその時子供と一緒に寝てしまうようにしています。寝れるときには寝てしまうのです。

そのためには家事は帰宅後最低限に抑えるようにします。本来、子供が寝てからが大人がゆっくりできる時間ですが、わたしはここは寝る時間として確保してしまっています。

すると、子供が夜泣きしたり夜中に体調悪くなった場合でも、自分が早く寝ることで比較的翌日の体力を温存することができるのです。わたしの娘はアレルギーのためいびきがひどく、夜中に2度ほど鼻水を吸引する必要があるのですが、早く寝てるためか次の日それほど体はつらくありません。

ちなみに移動の時や、休日子供が昼寝している時など「寝れるときに寝る」これを実践しています。

物を減らす

わたしは、片付けが大の苦手です。そこで極力気を付けているのが物が増えないようにすることです。物が増えると片付けが大変になります。特に子供のおもちゃなどは増えやすく、捨てにくいものです。しかもパパや祖父母がたくさん買い与えるため、どんどん増えていってしまいます。そこでママだけでもおもちゃを買い与えないようにします。またその他の子供用品、家庭用品も必要最低限におさえ、なるべく増えないように意識しています。

それでも買い物したい欲求ってありますよね。わたしは、それが強いほうなので(笑)できるだけまとめ買いはせず、こまめ買い物をするようにしています。(パパからは効率悪いと不評ですが)そうして、買い物したい欲求を満たしつつ、物を買わないようにしています。わたしも完璧にはできていませんが、でも意識することで、お金の節約もできますし、片付けものを減らすことができ日常の家事が楽になります。

外部サービスの活用

最近では、行政が支援するファミリーサポートの制度や、ベビーシッターのサービス、家事支援のサービスなど上手に利用して日ごろの息抜きをする方法もあります。費用はかかってしまいますが、ファミリーサポートなどを上手に利用すれば、比較的安価に利用できます。例えば、港区では「育児サポート小むすび」のサービスを行っていますが子供の園や学校への送迎など1時間800円で利用することもできます。

親、義両親などのサポートをお願いする

もし可能であれば、たまには自分の親や、義両親などのヘルプをお願いできるとずいぶん気が楽になるでしょう。ただ現実的には遠方であったり、疎遠であったりなどの理由で難しいかもしれません。

わたしは両親が遠方なので、実際にはサポートはお願いすることは難しいですが、電話などで愚痴を聞いてもらったりすることで精神的なストレスを軽減しています。

ママ友との会話

精神的な辛さには、同じ年齢の子供を持つ、同じような環境のママ友との会話が一番だと感じます。育児情報などや、グッズなどの役立つ情報を得られる場合もあります。またお互い愚痴や、大変さを話し、共感することによって、ストレスが解消されることもあります。特に精神的に辛いものがあれば、話を聞いてもらうだけでもすっきりすることもあります!

保育園の先生や育児相談センターへ相談

保育園の先生や、行政が行っている育児相談センターなどに状況を話したり、つらいと思っていることを相談してもよいでしょう。育児のプロとしてママによりそい客観的なアドバイスをくれます。特に子供が言うことを聞いてくれない、夜泣きなどの子供の行動に対して悩んでいるのであれば、こういった専門家に話をすることで解決策がみいだせたりします。わたしも子育ての中で悩みがある場合娘の保育園の先生によく質問しますが、毎回的確なアドバイスをもらうことができます。

それでもワンオペに耐え切れなくなったら

いろいろ試してはいるけど、やはりワンオペに仕事はきついと思ったら思い切って仕事の方向性を変更してみるのも一つの方法です。

わたしも元来仕事大好きで、出産前はIT関連の会社の海外事業部で営業をしながら、年数回の海外出張もこなしていました。しかし、主人の転勤の話がでて出産を機に会社を退職。その後、主人の帰国が確定してから、娘を保育園に預け、10時から17時の勤務でIT関連の会社に再就職しました。しかしこの間も娘は熱を出したりすると、すべてわたしが休みを取らなくてはならなく、仕事ができなかった分は、次の週に残業して行ったりしていました。しかし、そうすると病明けに娘は遅くまで保育園に預けるということになり、娘の負担も大きくなりました。

わたしが、精神的にも体力的にも限界になりはじめたころ、二人目の妊娠がわかり、それを機に会社を辞めることにしました。そして今までの経験を活かし独自で、翻訳やアテンド、コンサルなどの仕事をはじめています。そうすると、日中自分で時間を調整することができるようになり、ずいぶんとワンオペ育児でも心の余裕をもつことができました。稼ぎは減ってしまいましたが、子供の病気の時にもきちんとよりそってあげることができ、それはそれでよかったかなと思えます。

もし仕事を続けたい、でも仕事と子育ての両立が苦しくなってきたと悩んでいる方は、わたしのようにフリーの形で働くということも念頭に置くのもよいかもしれません。

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