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都会の中の大自然、国立科学博物館附属自然教育園

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国立科学博物館付属自然教育園

年齢別おすすめ度

未就学児 [jinstar2.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
小学生以上 [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
大人 [jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
目次

国立科学博物館附属自然教育園概要

国立科学博物館付属自然教育園は、目黒駅及び、白金台駅から歩いて10分ほどの距離のところにあります。東京都庭園美術館と隣接しています。

国立科学博物館付属自然教育園の特徴は、東京都の真ん中にありながら、手つかずの貴重な自然を楽しむことができることです。面積は20ヘクタール、東京ドーム4個分の広さがあります。国立科学博物館付属自然教育園が都会にありながらなぜこれだけの自然が残されていたかというとその歴史にあります。

国立科学博物館付属自然教育園の歴史は古く室町時代には、武家の屋敷となっていました。現在でもその土塁の跡がのこされています。その後、江戸時代には増上寺の管理下に置かれ、1664年には高松藩主の下屋敷になりました。現在でも園内には、当時の庭園の名残であろう松が残っています。

明治時代以降は、陸海軍の火薬庫として一般人の立ち入りが禁止されました。1917年に陸軍から宮内省帝室林野局の所管となり、白金御料地と呼ばれるようになりました。その後、1949年(昭和24年)に文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、国立自然教育園として広く一般に公開さるようになりました。そして1962年(昭和37年)に国立科学博物館附属自然教育園となりました。

戦時中は防空壕が掘られたり、一部畑になったりと人の手が入りましたが、戦後は人の手を加えられることがなかったため、都会の中心にありながら、昔ながらの自然を知る手掛かりとなる貴重な場所となりました。

国立科学博物館附属自然教育園を訪れてみて

国立科学博物館付属自然教育園の入り口の門をくぐると、まずはチケット売り場と、自然教育園内の動植物を紹介するパネルなどを展示した教育管理棟という建物があります。園内には1437種の植物、2130種の昆虫、130種の鳥類が記録されているそうですが、その一部が紹介されています。

そして、この建物を出て遊歩道を歩いていくと、すぐに森の中に迷い込んだ雰囲気になります。上を見上げても木々に隠れてビルなどは全く見えず、東京にいるとは思えません。

国立科学博物館付属自然教育園は基本的に遊歩道の上を歩くようになっており、森の中は自由に歩くことはできません。この遊歩道を一周すると歩くスピードにもよりますが、1時間はかかると思います。

いちりんそう

遊歩道の途中には、物語の松(江戸時代松平家の下屋敷時代の松)、瓢箪池(ヒョウタンの形をした池)、中世の豪族の館跡など見どころがあります。また秋には素晴らしい紅葉も見ることができます。

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国立科学博物館附属自然教育園を訪れるときの注意事項

ベビーカーは不向き

国立科学博物館付属自然教育園の遊歩道はフラットですが基本的に砂利道で舗装されていません。段差もあるところもあります。そのためベビーカーによっては、歩きにくかったり不安定です。入り口の教育管理棟の外にベビーカー置き場があるのでそこを利用し預けた方がよいでしょう。

飲み物を携帯しましょう

すべて周遊しようとすると1時間はかかります。国立科学博物館付属自然教育園は本当に森の中のようで、ベンチや水飲み場などはありますが、お茶をしたりするところはありません。自動販売機は入り口の建物のところにありますので、そこで飲み物を買ってから入園することをおすすめします。特に暑い夏などは、水分補給に注意してください。

小さな子どもは無理しないように

国立科学博物館付属自然教育園の園内は広いです。出入口は一つしかないので、戻りたくなったら引き返すしかありません。そのため子供の場合は帰りの体力も考えて行動しましょう。オムツ替えは入り口の建物になります。また子供の飲み物や軽食は携帯していったほうが便利です。天気の悪い日などは足元も悪くなるので注意してください。ベビーカーでのお散歩には不向きなので赤ちゃんは抱っこしてあげてください。

カラスや虫が多い

自然の状態なのですが、都心のためかカラスがたくさんいます。夕方になるとカラスが戻ってきてカアカアと鳴きかなりうるさいです。都会の車の音は聞こえませんが、そこら中カラスの鳴き声で静かな雰囲気ではありません。また、初夏には白い蛾の一種であるキアシドクガが大量発生しており、これもあまり気分のよいものではありません。自然が楽しめる一方、そういった害も発生しているのも確かです。

まとめ

国立科学博物館付属自然教育園は手つかずの自然が楽しめます。様々な鳥や草花をみながら散策すれば、リフレッシュになるでしょう。また観光客もあまり多くないため、日ごろのストレス解消にもなります。(ソウルからきた韓国人の友人を連れて行きましたが、出張ついでの観光だったためリフレッシュになったとものすごく喜んでいました!)

小学生ぐらいになれば、植物や鳥、昆虫などにも興味を持つようになり、自然学習が気軽にできるという点で国立科学博物館付属自然教育園はおすすめの場所です。ただ未就学児には園内は大きすぎるため、体力にあわせて見学する距離を調整してあげてください。

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また遠くから訪れる方はせっかくなので隣接する東京都庭園美術館もあわせて見学されることをおすすめします。

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国立科学博物館付属自然教育園

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