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タワーマンションは地震に強いのか?住人が地震に備えるべきこととは?

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高層マンション

タワーマンションは本当に地震に強いのか?ここでは、住んでみてわかったタワーマンションの地震などの災害時の弱点をお伝えします。その対策は?地震に強いといわれているタワマンだからといって対策は他人任せではいけません。日ごろから自分でできる対策を考えることが大事です。わたしもタワマンに住んでいるからこそ、地震の時の不安もあります。そこで今回タワーマンションに住んでいる人が備えるべきものをまとめました。

目次

タワーマンションは地震に強いが弱い

タワーマンションといえば30階建て以上は普通、高いものだと40階以上となるものも少なくありません。タワーマンションに住むとき、一番気になるのは地震などの災害の時、本当に大丈夫なのでしょうか。

結論からいうと、タワーマンションは倒壊の危険性が少なく地震に強いといえます。

反面、被災した際タワーマンションならでの弱点が以下でタワマンの地震に強い点と、弱い点を見てきましょう。

タワーマンションが地震に強い点

タワーマンションのモデルルームに見に行くと、必ず説明を受けるのが大地震が起きた時の影響。免震構造か、地盤はどうなのか、買う側が一番気になるところです。

タワーマンションの倒壊の危険性はまずない

大地震と聞くと一番心配になるのが、地震が起きて建物が倒壊すること!

神戸大震災の時も多くの方が倒壊した建物の下敷きに亡くなりました。

しかし、近年建てられているタワーマンションは震度7ぐらいの地震には耐えうる構造であるので基本的には大地震が起こっても倒壊することはないといわれています。

またタワーマンションの中には免震構造といって、建物の揺れ自身を軽減するような建築方法もとられているところもたくさんあります。それにより建物の部分損壊を防いだり、屋内の家具などの転倒を防止したりする効果があります。

実際にタワーマンションに住み始めてから震度3ぐらいの地震だと、地震が起きていても気づかない、もしくは、気づいても揺れがたいして感じられないような気がします。(大きな地震は経験したことがないのでわかりませんが。。)

基本的にはここ数年で建てられている高層ビルやタワーマンションは大きな地震がおきても倒壊するような事態にはならないよう設計されており、ハード面ではまず問題ないでしょう。

そういう意味ではタワーマンションは地震に強い構造だといえます。

タワーマンションの災害時の弱み

タワーマンションの災害の弱点はエレベーター

タワーマンションの定義は一般的に20階以上の鉄筋コンクリート造の集合住宅のこと言います。そこで垂直移動のために必要になってくるのがエレベーター。

地震のとき弱点になるのはこのエレベーターです。大地震がおきれば、停電し、エレベーターは使えなくなります。余震もしばらく続くので、電気が復旧したとしても、エレベーターが使えるようになるのはいつかは不確かです。そうなると、階段を使って生活をする必要がでてきます。

日常的に階段を使って生活できるのは5階までと言われています。

昔の団地では5階まではエレベーターがないところもたくさんあります。ただそれ以上はエレベーターの設置が建築基準法で定められていました。

団地

正直5階であっても、足腰の弱い方や年配の方、重い荷物を持っている場合はかなり大変でしょう。

地震!でもタワーマンションから逃げ出すには時間がかかる

もう一つ問題なのが、地震が起きた時逃げるのに時間がかかることです。当然のことながら地震が起きた時にはエレベーターは使えません。そこで階段で逃げることになりますが、高層階に住んでいた場合、外に逃げるのにも時間がかかります。

ある実験で健康な女性が55階から階段で降りるのに必要だった時間は20分、上がるのには25分かかったとのレポートがありました。

そうすると30階だと10分ぐらいは考える必要はありそうです。子供連れだとさらに時間が必要になります。

↑わたしも15階から降りたことがありますが、4、5分ほどかかりました。尚、降りた後、ふくらはぎと、膝ががくがくになりました。

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火災が起きる可能性も!

タワーマンションでは火災の時のためにスプリンクラーや防火扉が設置されています。しかし、大地震が起きた時、これらの通常の防火装置が動かなくなる危険も指摘されています。

阪神・淡路大震災の時、高層階のスプリンクラーの約8割が地震のために使用できなくなったそうです。現在の法律ではスプリンクラーに耐震性は求められておらず、地震で故障することもあります。実際に阪神・淡路大震災で6階建てのマンションの防火扉が閉まらずに、火災に巻き込まれて亡くなった方もいたそうです。

首都直下型地震では津波より火災の方が心配されています。タワーマンションの場合、自分が住んでいるより下の階で火災が起きた時のことも視野にいれるべきでしょう。タワマンに住んでいる場合、地震が起きたら、火災が起きることも想定して、まず一旦は非常階段を下りるということを視野にいれたほうがよいかもしれません。

タワーマンションで地震にあった時どうすればよいか?

タワーマンション(沿岸部)で地震にあった時の行動をイメージしてみました。

ぐらっと揺れる→揺れが収まったらすぐに非常階段で1階へ。

タワーマンションはまず倒壊しないので、火災などが起きても外に逃げられる1階でしばらく待機。

津波警報→上の階へ!

東京のタワマンの多くが海沿いにあります。大地震の際屋外の広い場所に逃げるのが良いとされていますが、津波が逃げるまでに来るかもしれません。近くに高台がない場合はそのままマンションの上に垂直移動が良いこともあります。

大地震が起きた時は自分自身で身を守る必要があります。タワーマンションに住んでいる場合は、すぐに外に出るというアクションができないので、日ごろから逃げる方法をシミュレーションしておく必要があります。

タワマン、大地震に備えるべきものは?

大地震の後。人の多い都内の避難所はすでに人があふれかえります。さらにタワマン周辺は人口密度も高いのでさらに多くの人がおしかける恐れがあります。

すると衛生面、精神面など、さまざまな問題が起こってきます。もし建物の倒壊等なければ、建物内で過ごすことを想定して準備しましょう。

そこでタワマンだからこそ、準備しておくとよいものを紹介します。

東日本大震災の時、わたしは液状化が激しかった街で9階のマンションに住んでいました。かろうじて電気はつきましたが、ガスも水道もとまってしまいました。

その中で一番大変だったのが、9階まで生活用水を運ぶこと。当時20代の夫はペットボトル2ℓ×6本(1ケース)を1回運ぶのでギブアップしてました。

災害時最も必要で運ぶのが大変なのが水なのです!!

この水、1日に大体1人どのぐらい必要なのでしょうか?

災害に備えるための備蓄量は

「大人で1日3L、3日間で9Lを目安」

といわれています。大ボトルサイズのペットボトルが1本2リットルなので、1日分は1本半、3日分で貯蓄量は4本半必要ということに。これが1人分です。

給水があったとしても、家族で住んでいる場合、場合によっては1日1ケース分の水を階段でのぼって20階とか30階まで運ばなくてはならないということになります。

タワマンの方は少しでも負担を軽減するためにも水のストックは必要です。特に高齢者の方ならなおさら。災害時救援がくるまでの3日分の水は最低用意したいといわれています。家族の人数にあわせてその水をストックしておくことをおすすめします。

重いものは宅配で一度に頼んでおきましょう。

尚、タワーマンションでは水道はポンプで水揚げします。電気系統の普及が進むまでは、水道が普及しても使えません!この点も留意が必要です。

また最近人気のあるウォーターサーバーを設置するのもおすすめです。まとまった量の水を買いだめできます。ただウォータサーバーの中には、電気がないと水がでないものもあります。災害用ならば災害に強いウォーターサーバーを選ぶと良いでしょう。

★災害時にも強ウォーターサーバー

コスモウォーター

コスモウォーターは下に入れた水ボトルをポンプでくみ上げる方式です。停電時にはくみ上げはできませんが、災害時の備えとして活躍するポータブルスタンドセット(¥1,100税抜)を別売りで販売しています。

ポータブルスタンドセット

コスモウォーターのHPより

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アクアクララ

アクアスリムとアクアファブの二つの機種が災害時にも利用できます!

アクアクララ

AQUA FAB アクアクララHPより

 

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クリクラ

クリクラのウォーターサーバは停電の時にも水が出せます。日本気象協会で公式の防災グッズとして認定クリクラのウォーターサーバーは日本気象協会で公式の防災グッズとして認定されており、停電時にも水が出せるタイプのサーバーです。停電時にも水が出せるタイプのサーバーです。

資料請求は↓

上記、災害時に役立つウォーターサーバの情報は「ミズコム」さんのサイトで詳しく掲載されているので、ぜひ確認してみてください!

おむつ

タワーマンションではトイレが大きな問題になるとされています。管理組合などで非常用トイレを準備しているところも多いですが、中にためられる排泄物の容量に限りがあります。

タワーマンションは入居している世帯数が桁違いに多いため仮設トイレには長蛇の列が考えられます。また各階に設置できるほど非常用トイレの備えがないタワマンがほとんどです。

被災した人に聞くとトイレの問題は切実な問題です!

そこで友人におすすめされたのが、おむつを常備すること。

大人用でも子供用でも構いません。(吸収量は違います。)おむつには吸収剤がはいっているのでその上に排泄すればよいのです。それをまるめてゴミに捨てられます。ビニール袋があれば尚良いですね。

ガスコンロ

タワーマンションでは火災防止のためガスや石油暖房器具を禁止しているところも少なくありません。

けれども万が一のためにガスコンロを買っておくと良いでしょう。お湯を沸かすのにケトルなどの電気湯沸かしを使っている方も多いと思いますが、電気が使えない場合、お湯も作れなくなってしまいます。カップラーメンもおいしくありません。

ガスコンロは高いものではないので緊急用に用意しておくと、万が一の時に便利です。薄型なら場所もとりません。ガスも忘れずに買いましょうね!

懐中電灯

タワーマンションは内廊下設計のところが多いです。そのため、停電がおきると内廊下や非常階段は真っ暗になる可能性があります。

地震直後は非常用電源から電気の供給があるためしばらくは明かりは点灯するでしょうが、電気が普及する前にそれらも消えてしまうかもしれません。

必ず懐中電灯と、電池は常備しておきましょう。真っ暗で、懐中電灯がなければ廊下を歩いたりや階段を降りられない可能性があります。

電気があれば避難生活も変わる

タワーマンションでは、登り降りが本当に大変です。携帯の充電一つ外の避難所に行かなくてはならないのはかなりの苦痛です。

お金に余裕のある方や介護や赤ちゃんがいる家庭でどうしても電気が必要な家庭は以下のような蓄電池があると本当に便利です。

知人の家庭は高齢者を自宅で介護しているため、停電も含め電気がないと痰の吸引機などが動かせなくなるため致命的になるということでやはり蓄電池を用意しています。

最近の蓄電池はかなりコンパクトなつくりで、ソーラーパネルでの蓄電も可能です。以下のような蓄電池は値段は安くないですが、一台あると安心です。


万が一の時慌てないために

新型コロナウイルスの時もデマなどによってティッシュやトイレットペーパーが品薄になったり、マスクは本当に在庫がなくなってしまったり、一度災害が起こると人々はパニックになり様々なものが手に入らなくなります。

タワーマンション暮らしは平時は快適ですが、大地震などの災害時にはまだまだどうなるか未知な部分もたくさんあります。万が一の時、慌てずにすむよう、少しでも備えをしましょう。

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