育児

急な子供の発熱や怪我。覚えておきたい緊急連絡先や往診サービス。

救急

子供の急な発熱や怪我。平日なら病院はあいているのですが、子供の発熱や怪我などは案外休日だったり、夜間だったりと病院があいてていない時間に起こることが少なくありません。特に真夜中の場合苦しんでいる子供を病院に連れていくことは一苦労です。しばらく様子を見た方がよいのか、それとも無理にでも病院に連れて行った方がよいのか、緊急の場合に覚えておきたい緊急連絡先や往診サービスを紹介します。

子供の急な発熱や怪我は突然やってくる

赤ちゃんや、子供の急な発熱、腹痛、嘔吐、怪我など、子供がいるとどうしても緊急の場面に遭遇することがあります。子供の病気って、前兆なく、急に悪くなることって多いですよね。

病院の空いている日中であれば、すぐに病院にかかることもできますが、夜間や休日だと、休日診療病院までいく必要がでてきます。また、休日診療病院は近い場所とは限らず、遠くまで車がない場合はタクシーをよんでいく必要あり、子供が熱で泣いたり、腹痛で痛がっている中冷静にそれらの対応をする必要は容易ではありません。

また容態によっては救急車という場合もあります。素人には正直そういった判断は簡単ではありません。

休日診療病院の待ち時間は長い

休日診療病院に行ったことがある方は分かると思いますが、それほど混んでいないにも関わらず結構待ち時間が長いことがよくあります。

わたしの娘が夜中に腹痛と血便で深夜12時ごろ病院に駆け込んだ時もそうでした。結局ただの腹痛で緊急性はないということで、帰宅することができましたが、診察を終え家に帰ってこれたのは3時ぐらいになっていました。またその時期が真冬だったため、大変寒く、冷えないように娘を毛布で巻いて出かけるなど、荷物の用意も大変でした。

子供が二人いて一番心配なのは緊急の病気

現在二人目の子供が産まれて、最も心配なのが夜間の緊急時の病気です。夫はほぼ出張で家を不在にしており、私が一人で子供を見ていることが多いのですが、もし夜中に一人が熱を出したり、腹痛が起きて、病院に連れて行かなければならなくなった場合、もう一人をどうしたらよいのかという悩みです。

夜中に突然の下の子のお熱。しょうがないから、上の子を起こしてベビーカーに乗せてあわてて病院に駆け込んだわ。上の子は不機嫌で泣くし、下の子は熱で泣くし。もう二度とあんな思いはしたくない

真夜中に起こされた一方の子供は不機嫌になること間違いないですし、かといって一人で長時間留守番させるのは不用心です。そこで、何か方法がないかと探したのが、往診というサービスでした。

キッズドクター

アプリで簡単に往診を依頼できるサービス。首都圏を中心に往診を行っています。また無料での電話相談などのサービスも行っています。アプリから依頼するため、事前にインストールをしておくことが大切です。

往診依頼の利用可能エリア
東京都:23区全域
埼玉県:さいたま市、川口市、草加市、三郷市、八潮市
千葉県:市川市、松戸市、
神奈川県:横浜市、川崎市

往診時間
平日19:00-24:00
土日14:00-24:00

往診可能なエリアが限られているのと、往診時間が24時までなので注意は必要ですが、夕方から夜にかけて子供の体調がおかしいなと思ったら、まずは電話で相談してみるのもよいでしょう。

ファストドクター

ファストドクターは子供だけでなく、夜間の急病で動けない、通院できないという方を対象とした往診サービスです。電話かウェブで往診依頼をした後、スタッフに電話で状況を説明、その後往診要必を医師が判断し、最短30分でかけつけてくれます。ファストドクターはアプリではなく、ウェブからの利用になります。

往診依頼の利用可能エリア
東京都:23区全域
狛江市、三鷹市、武蔵野市、調布市
(三鷹市、武蔵野市、調布市は一部エリア外の地域あり)

大阪市区内全域、豊中市、吹田市、東大阪市、八尾市の一部と近隣市
(大阪市区内以外は一部エリア外の地域あり)

往診時間
月~金 19:00-翌6:00
土   18:00‐翌6:00
日祝  7:00-翌6:00

往診時の費用は

往診時のかかる医療費は、子供の場合は各自治体の医療保険助成対象となり、診察料、処方箋料ともに医療費助成の対象となります。例えば港区では乳幼児の医療費は無料ですが、往診を依頼した場合も対象となり、無料となります。

尚、「キッズドクター」では医師の交通費として1500円(税込み)、「ファストドクター」では医師の交通費として実費最大1000円かかります。

利用者の声

往診の良さは、家で待っていられること。また部屋まで入られるのはちょっと困るという場合は、マンションのロビーなどでも診察してくれる場合があるので、相談してみましょう。

お姉ちゃんが夜中に熱がでて、緊急で夜中にファストドクターに電話しました。電話してお医者さんが到着するまで約1時間ぐらい待ちました。夜中に緊急外来行っても、移動、待ち時間を含めると1時間ほどかかるので、家で待っている分、子供にも負担をかけることなく良かったです。

「キッズドクター」や「ファストドクター」は大都市のみでしか展開されていないサービスですが今後このようなサービスが全国に広まっていくことを期待しています。

判断に困ったら、子ども医療電話相談事業(#8000)に電話!

子供の発熱や怪我など、往診でよいのか、救急車の方がよいのか、それとも朝まで様子を見たらよいのか悩みますよね。そういった場合には♯8000に電話しましょう。すぐに医療関係者の方が電話口にでて、相談に応じてくれます。

夕食後ふと娘の顔をみたら、蕁麻疹で真っ赤に!アレルギー食品は食べていないはずなんだけど、病院に連れていくべきなのかしらん?

この時は、♯8000に電話すると、わたしが食べた食べ物、授乳の有無などを聞かれ、わたしが生卵を夕食に食べたことを伝えると、夜間緊急外来に行くよう相談員が指示をしてくれました。

尚、♯8000は日本中全国どこにいてもつながります。携帯から電話かけてもOKです。発信元から一番近くの相談所につながるようで、そこから近くの休日診療病院を案内してくれます。実際にわたしも里帰り先の名古屋や、今住んでいる港区両方で数回緊急時に使いましたが、問題なく電話でき、夜間空いている近くの病院を案内してくれました。

携帯の電話帳にいれておきたい緊急連絡先

小さなお子さんのいる家庭ならぜひ、携帯の電話帳などに保存しておきたい連絡先をまとめました。「キッズドクター」や「ファストドクター」の対象地域であれば、アプリのダウンロードやサイトのブックマークをおすすめします。また小児科などでは、夜間相談窓口を設けてくれているところもありますので、そういう小児科の電話番号をメモしておくのも大切です。

①子ども医療電話相談事業「#8000」

②タクシーの電話番号

③休日診療病院の電話番号(港区のようにその日によって担当病院が変わる場合は、その日の担当病院がわかる公的なサイトをブックマークに)

④キッズドクター、ファストドクターなどのアプリやサイトのブックマーク

子供の急病時には、どうしてもパパ、ママは焦ってしまいがちです。その時になって急に連絡先を探そうとしてもなかなか、見つからない場合もあります。万が一の時のために、緊急時の連絡先をまとめておくよう普段から心がけましょう。

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