人間関係

「子供への口うつしはやめて!」祖父母にも知ってほしい子育て知識

子供口

今のパパ、ママ世代と、おじいちゃん、おばあちゃんの祖父母世代の子育ての考え方や、常識は異なっています。それがもとでパパ、ママの両親、義両親とトラブルが起きることもしばしば。最近では、おじいちゃん、おばあちゃんのために祖父母向け最新子育ての情報などを自治体が発行していたりしますが、冊子を渡してもその場でちらっと目を通して終わりということも。しかし口で言えば、角がたちますし「そんな大げさな」と一蹴されてしまい「イライラ」してしまう経験、誰もがあるのではないでしょうか。義両親であれば尚更。わたしもそんな経験者です。

そこでおじいちゃん、おばあちゃんにもわかりやすいように、祖父母向けに最新の子育ての注意事項について項目ごとにまとめました。必要な項目を印刷しておじいちゃん、おばあちゃんに見せながら説明するのもおすすめです。

今回はおじいちゃん、おばあちゃんの祖父母世代がしがちなスプーン共有や、口移しの問題。それについてなぜ問題なのかわかりやすく解説します。

スプーン共有や口移しがダメな理由

最近の両親学級や母親学級などで教えてもらうことの一つに、小さいお子さん(特に5歳ぐらいまで)は口移しで食べ物を食べさせたり、同じスプーンを利用したりすることをなるべく避けるようにしてくださいというものがあります。理由は親の唾液などに含まれる菌から、ピロリ菌や虫歯菌が子供に感染するという研究結果があるからです。

ピロリ菌に感染する可能性

ピロリ菌とは、ヘリコバクター・ピロリの略称で、胃粘膜に生息します。感染経路については、食べ物や飲み水を介して感染すると考えられています。特に、小さな子供の胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生きのびやすいため感染する可能性が高くなります。一方免疫機能が確立している成人が新たに感染する可能性は低いとされています。そのため近年では、大人から子供へなどの家庭内感染が疑われていますので、小さい子供への食べ物の口移しなどには注意するよういわれています。

虫歯は大人から子供に感染

多くの方が甘いものを食べたから虫歯になるというように考えているのではないでしょうか。しかし、実は生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌はいないため、その状態をたもたれていれば、甘いものを食べても虫歯にはならないといわれています。しかし、子供は虫歯になってしまうのはなぜでしょうか。それは、虫歯菌を身近な大人が子供にうつしてしまうからなのです

虫歯菌は、コップやお箸、スプーンなどの食器の共有や、大人の食べている食べ物の口移し、愛情表現のキスなど唾液を介してうつります。特に乳歯の生えそろってくる2歳児のころが最も虫歯菌が定着しやすい時期とされいます。また乳歯や生え替わったばかりの永久歯は大人の歯よりやわらかく、虫歯にかかると進行がはやいといわれています。そのため歯医者は6歳ぐらいまでは大人が意識して注意することを推奨しています。

少しでも感染リスクを軽減するために

小さな子供と接触するのであれば、少しでも感染リスクを軽減するために、ピロリ菌の除菌や、虫歯のケアをおすすめします。ピロリ菌に自分が感染しているかしていないかは、胃腸科などで検査できます。その結果感染が確認された場合薬により除菌することが可能です。

また虫歯菌に関しては歯ブラシや歯医者に通うことにより自身の口の中の菌を少しでも減らしていくことが大事だといわれています。

小さい子供の健康を第一に考えてあげましょう

ピロリ菌が増殖すれば、将来胃がんになる可能性が大きくなります。日本人に胃がんが多いのもピロリ菌の影響だといわれています。大人になり除菌などもできますが副作用などもありますし、一度胃炎などを患えばなおるのにも時間がかかります。虫歯も同様です。虫歯のなりやすさは日々のケアの仕方にもよりますが、唾液の量など体質などでも左右されやすいようです。虫歯になりやすい子供であれば、痛い思いをたくさんしなくてはいけませんし、将来入れ歯になる可能性もあります。

まとめ

「少しだけなら大丈夫」「これくらいで大げさな」と考えるおじいちゃん、おばあちゃんもいるかもしれません。でも「大丈夫」っていう自信に根拠はありますか?本当にその子の将来を大切に思うのであれば、リスクを少しでも減らしてあげる行動をとれることが、一番の気持ちではないでしょうか。そのために日常から口移しや食器の共有、キスなどに注意することをおすすめします。

パパ、ママと子育ての情報を共有できれば、パパ、ママ自身も安心しておじいちゃん、おばあちゃんに孫を預けることができます。おじいちゃん、おばあちゃんも孫と過ごす時間も増え、パパ、ママの負担も軽減します。おじいちゃん、おばあちゃん、子供と「食べ物の口移し」や「お箸や食器の共有」には子供のためにもぜひ注意してください。

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