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デザイナーズマンションの住み心地

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そももデザイナーズマンションって何?

賃貸情報を見ていると、デザイナーズマンション、という言葉を見かけるかと思います。その名の通り、デザイナーズマンションとはデザイナーによってデザインされたいわゆる「おしゃれな」「モダンな」お部屋のこと。検索すると、一度は住んでみたいかっこいいお部屋がいっぱいでてきます。そんなデザイナーズマンションに、数年前まで住んでいました。その時の住み心地について紹介します。

住んでいたのはこんな部屋でした

実際、わたしが住んでいたデザイナーズマンションはこんなスペックでした。

間取り:1LDK
広さ:55平米
方角:西向き
階数:6、7階
築:5年
構造:鉄筋コンクリート(部屋はコンクリート打ちっぱなし)

階数からパッとわかる方もいるかもしれませんが、メゾネットタイプのお部屋でした。しかも吹き抜けになっており、吹き抜け部は6-7階の全面ガラス窓。なんとういう解放感!目の前は川なので、遮るものもありません。コンクリート打ちぱなっしの部屋に白を基調とした照明類。とにかく窓が大きいため、ブラインド式のカーテンが備え付けられていました。主人もわたしもすぐに気に入り、この部屋に入居をきめました。

その当時はまだ子供もおらず、主人と二人のため、部屋で過ごすのは基本夜と、休日のみ。住み始めて当初は、おしゃれな部屋でテンションも上がり気味!リビングは6階部分に置き、7階部分は寝室に。寝室も8畳程ある広さにだったので、クイーンサイズのベッドが十分置けました。しかし、数カ月住んでいる間に、もう早く引っ越したいという事態に。。

メゾネットの部屋

案外住みにくいデザイナーズマンション

実際、デザイナーズマンションに住んでみると、外観以外に正直メリットは感じられませんでした。そこでどんなところが住みにくかったか紹介します。

メゾネットの部屋

このぐらいの平米数でメゾネットですと、階段がかなり急です。見た目はそれもおしゃれなのですが、残念ながらリビングと寝室を行ったり来たりするのにこの階段を往復しなくてはいけないのです。また上階にトイレはないため、夜中にトイレに行きたくなると下にわざわざ降りていかなくてはなりません。胃腸炎になった時は、さすがにトイレに間に合わないのでリビングでねていました。またマンションの平米数にも階段部分はカウントされるため実際の平米数より可住部分は少なくなります。

西向きの大きな窓

西向きに大きな窓。解放感ありすごく良かったのですが、とにかく西日がよく入るのです。冬はまだしも、夏は最悪です。部屋の中はサウナ状態になってしまいました。カーテンを閉めても多少ましになる程度でした。窓ガラスも汚れても、2フロア分になるため、業者に依頼しないと掃除できませんでした。

コンクリート打ちっぱなし

うちっぱなしのコンクリート壁は夏はまだよいですが、特に冬はコンクリート部分が冷たく寒く感じます。

この部屋に備え付けのエアコンはリビングのところに1台ありましたが、寝室にはありませんでした。夏は西日であたたためられた空気が上に上ってきて、上の階は夕方から、サウナ状態です。エアコンを入れていても全く意味がありません。真夏の熱帯夜は修行のような日々でした。冬は冬で、今度はリビングで暖房がききません。暖かい空気は上にあがります。床暖もついていましたが、足元が暖かいだけで、部屋全体として空間が広すぎてほぼ意味をなしませんでした。

尚、わたしの親戚が内装工事を請け負う会社を経営していますが、コンクリート打ちっぱなしの壁は、通常の構造よりコンクリートの厚みがあるので防音性などは悪くないそうです。

間取りの使いにくさ

階段の下の部分は頭をぶつける可能性もあるため、デッドスペースになっていました。本棚を置きましたが、コンクリ―ト造のおしゃれな階段で頭をぶつけすく、使い勝手はあまりよくありませんでした。また冷蔵庫置き場などもつくられていなかったため、自分で配置を考えなければなりませんでした。

まとめ

デザイナーズマンションもそれぞれ間取りが異なるため、一概には全部悪いとは言えません。しかしデザインを重視する分、住み心地までは配慮されていない場合も多いようです。お部屋の家具配置を上手にできる方や、荷物の少ない方などであれば、彼女を招待した時などはかっこいい部屋!としてアピールできる可能性は大きいですが、ファミリーで住むとなれば、実際に住んだ時のイメージをシミュレーションした方が良いと思います。

特に注意が必要なのはメゾネットタイプの物件です。デザイナーズマンションでなくても、メゾネットタイプの部屋は分譲マンションでも見られます。わたしはマンションの大きなメリットとして、段差のないフラットな空間だと思っています。しかし、それほど広くない間取りで階段があると、掃除、物の移動、トイレ移動等、若い時には気にならなかったものが年を取ると大変になります。(わたしも膝が良くないため、階段はかなり苦手です。)また冷暖房の効率を考えても断然フラットの方が良いです。

もしメゾネットタイプのマンションを考えるのならば一軒屋と比較して考えることをお勧めします。現在都内のマンションの価格は上がってきている反面、一軒家の上昇は比較的穏やかだと聞いています。メゾネットタイプのマンションよりは、プレイべートをしっかり保てる一軒家の方がメリットが高い可能性もあります。

デザイナーズマンションにもし憧れがあるのであれば一度賃貸で住んでみることをお勧めします。住んでみると、間取りの使い方について頭を悩ませる分、マンションを購入したいと思ったときに、間取りについて随分敏感になれると思います!

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