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妊娠・出産

愛育病院(クリニック)の妊婦健診体験

赤ちゃん

愛育病院といえば、山王病院、聖路加国際病院と並んで「ブランド産院御三家」と言われ、セレブ病院として有名です。わたしは、里帰り出産をするため、こちらの病院では検診のみでお世話になりました。(現在第2子目も検診に通ってます。)

わたしが愛育に通い始めた理由は、①家から近い。②有名な病院だから安心だろう。という理由です。実際に通うと想定以上に、妊婦によりそってくれる病院としての良さを体験することができました。そこで通ってみた感想をお伝えします。

愛育病院と愛育クリニックの違いについて

愛育病院(田町)と愛育クリニック(広尾)については、両方とも同じ系列の病院です。もともと愛育病院は愛育クリニックの場所(広尾)でしたが、2015年に田町の愛育病院が開設してからこちらに移転しました。現在、愛育クリニックでは、外来診療のみとなるため、分娩は田町の愛育病院で行われています。基本的には両病院は連携をしており、診察券も一緒です。ただ、婦人科内科は愛育病院にあったり、新型出生前診断(NIPT)は愛育クリニックで受けるなど、検査内容によって病院をいききする必要があります。

施設、サービスの充実度の高さ

妊婦にとって大事なのは「部屋がゴージャス」「ブランド」ではなく、ママの体や産まれてくる子供の「安心」「安全」に尽きると思います。そんな中、愛育病院(愛育クリニック)は周産期の専門病院として大変質の高い医療を提供できる病院の一つです。

まず愛育病院には、産まれた赤ちゃんに何か異常があった場合のNICUやGCUなどの設備がそろっています。それだけでなく、女性内科、外科などもそろっており、妊娠中風邪をひいたり、体調を崩したり、乳がんの検診を受けれたりととにかく困ったことがあればほとんど愛育病院内で相談、受診することができます。高齢出産やハイリスク妊婦にも対応しています。

また産まれた子供の定期健診も愛育病院(クリニック)で引き続きおこなっていくことが可能です。その上、子供の発育相談所や、小児科、歯科までそろっています。さらに女性特有の悩みである更年期障害への対応や、女性向け人間ドッグなども提供しているなど、女性の一生を通じて相談できる病院として、女性向けに充実した医療サービスを提供しています。

妊婦健診について

愛育病院での妊婦健診の特徴は、通常の妊婦検診以外にも、オプションでの様々な検査や、最新の医療情報の提供、助産師さんによる親身な相談を受けられる点です。妊娠中は思わぬトラブルなども起きやすいもの。そういった点で、様々な検査が受けられる、情報を得られることは何より安心です。愛育で、実際に受けた検査について紹介します。

妊娠初期の検査

通常の妊婦初期検査の項目は以下です。

①超音波健診 ②子宮頸がん検診 ③血液検査(血液型、貧血チェック、血糖、血液凝固、感染症検査”B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV抗体、成人T細胞性白血病ウイルス、風疹”)

これらは標準的な妊婦健診として厚生労働省が指針を示しているものになります。

愛育病院では、その他のオプション検査として希望者に以下のウイルスの抗体検査を提供してくれています。

①はしか ②水ぼうそう ③おたふくかぜ ④りんご病 ⑤サイトメガロウイルス ⑥トキソプラズマ

どれも、抗体を持っておらず妊娠中にウイルス感染した場合、流産したり子供に障害が残ったりする怖いものです。わたしは、①~⑤まで抗体がありましたが、⑥のトキソプラズマだけではありませんでした。そのため妊娠中、生肉を食べたり猫とは接触しないよう気を付けています。特に第2子以降の妊娠は上の子が保育園などでかかる可能性もあり、感染の可能性も高くなります。中でも⑤のサイトメガロウイルスは、上の子供のオムツ替えやスプーンの共有などでうつるそうです。そういった事実をママ友の中にも知らない人はたくさんいました。

実はこれらの検査し抗体がないとわかったとしても、妊娠中はこれらの予防接種を受けたりすることはできないので、結果的には感染しないように注意するしかありません。(④⑤⑥についてはもともと予防接種はありません。)しかし、日常生活で注意することでお腹の子供を感染から守ることができます。不注意によってウイルスに感染してしまい子供に何かあったら本当に辛いものです。このような検査を受けて妊娠中自分が注意すべき点を知ることにより感染予防につとめることができます。

新型出生前検査(NIPT)の認定医療機関

最近話題にの新型出生前診断(NIPT)の取り扱い認定機関になります。数年前より愛育クリニックではこのNIPTの臨床研究を行っており、患者がこの臨床研究に参加するという形でNIPTの検査を受けることができます。そのため、子供が出産後も追跡調査で病院から問い合わせに回答する必要があります。

わたしは、第1子の妊娠した2016年と、現在第2子の2019年にNIPTを受けました。基本的には35歳以上の妊婦または遺伝子学的に問題がある可能性の妊婦でなければ愛育クリニックでは検査を受けることはできません。また病院が提供する遺伝子カウンセリングを受けることが必須になります。

わたしはNIPTについて第1子妊娠時、愛育クリニックに通って初めてしりました。35歳以上であることから、医師からダウン症を含むトリソミーの可能性が高くなることの説明を受け、非確定検査ではあるものの99%の確率で21、18、13番染色体の異常がわかるということで、実費でこの検査を受けました。第2子目はさらに高齢になるため、同様に説明があり、やはり検査を受けました。この検査を受ける前に遺伝子カウンセリングを受講し、医師の説明のもと診断結果を受けました。

NIPTでなんらかの疾患の可能性が指摘された場合、精神的に負担の大きい検査でもあります。愛育クリニックでのNIPTの検査費用は20万8000円と高いですが、正しい情報とアドバイスを受けることができる病院で受けることは大変なメリットです。

充実のカウンセリング

妊娠初期からの助産師さんとの面談、相談の機会があり、栄養相談や心や体の悩みなどを気軽に話すことができます。

そして、さらなる心理相談が必要な場合は、臨床心理士の専門家からのアドバイスを受けることができます。夫婦の悩み、子育ての悩みなどについて相談可能です。わたしも妊娠中、家族の事で悩み、臨床心理士のカウンセリングに定期的に通いました。妊娠中はホルモンバランスの影響もあり、心が不安定にもなりやすいそうです。辛いことは、そういったカウンセリングを受けることで乗り切る方法もあります。妊婦健診を愛育で受けている場合は無料でカウンセリングを受けることができるので、大変ありがたいシステムです。

待ち時間

基本的には、すべて予約制のため待ち時間はあまり発生しません。わたしは主に愛育クリニックに通っていましたが、予約時間に行けばほとんど待ち時間は発生しませんでした。愛育病院の方が混雑しているとは聞くので多少待ち時間は長くなる可能性はあります。

また予約の取りやすさですが、土曜日などの週末は予約は取りにくくなっています。平日ですと、空いている時間はありますが、1週間前までには予約を入れていた方が無難です。

愛育病院のデメリット

愛育病院、クリニックは診療内容や、スタッフ、サービス含めて本当に素晴らしい病院だと思います。わたしは出産はこちらでしたことはありませんが、わたしの親族はこちらの病院で出産し、お見舞いにいきました。個室でしたが、部屋もきれいで、訪問客の管理もきちんとしており、大変良い病院だと感じました。できればわたしもこちらで出産したいですが、主人がほぼ日本にいないことを考えると里帰りするほかありません。

その理由は、残念ながら愛育病院での出産は上の子は大部屋だと基本的には入ることはできません。個室でも面会時間内の面会に限られたり、託児施設もないため出産時には誰かにみていてもらう必要があります。そういった面を考えると、第2子目の出産には少しハードルがあがります。(ちなみに名古屋の産院では託児サービスや上の子も一緒に泊まれる部屋や子供用の食事の用意までお願いできる施設があります。)

また健診費用、出産費用とも、セレブ病院だけあって通常よりかなり高めです。健診ですと港区からでている妊婦健診受診補助券を使っても検査内容によっては数千円~数万円の別途検査費用がかかる場合があります。

出産費用については通常の出産で一般室を利用しても70万以上かかります。個室になるとさらに個室費用として部屋によって1泊2万~7万の費用が加算されます。出産の予約をいれる際に預り金として20万を先払いしなくてはなりません。(わたしが里帰りして産む病院では、出産育児一時金等の医療機関への直接払制度を利用しており、前金等は用意する必要がありませんでした。退院のお会計時に差額分のみ払うような形でした。)東京の産院は全体的に地方より値段が高いところが多いようですが、その中でも愛育の値段は高めです。地方での里帰りですと個室でもかなり値段が抑えられることがあるので、その点出産時に考慮してもよいですね。(尚、港区民に関しては出産助成金として区から60万を上限として助成されます。)

まとめ

妊娠、出産は、女性にとって喜びでもある反面、命がけの一大イベントです。どんな健康な妊婦さんであっても陣痛やアクシデントはいつ何時起こるかわかりません。そのため産院を選ぶ際には自宅から近い場所がよいとされています。

出産する病院は、各々の家庭の事情や、病院までの距離などいろいろなことを考慮しなくてはなりませんが、ぜひ愛育に通うか迷われている方がいればぜひ参考にしていただければと思います。

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